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森本「…きょも、お見通しだったんだ」
京本「当たり前。ってか慎太郎分かりやすいし」
森本が「自分の声が嫌い」だと言っているのは、何も今に始まった事じゃない。
それこそ、一緒に活動するようになってから…初期メンバーである、京本、ジェシー、森本の3人で活動していた時から、彼は自分の声をコンプレックスにしていた。
森本「やだなぁ〜！いつか俺が好きな人出来たりしたらきょもには即バレしそう〜！」
京本「速攻で見抜くよ。慎太郎分かりやすいし」
森本「強調しなくてよくない？」
京本「でも事実じゃんか」
何とかして雰囲気を明るくしようとする森本を制すように、京本は「あのさぁ」と言葉を続ける。
京本「俺には慎太郎が自分の声を嫌ってる理由なんて、全くわかんないんだけどさ」
森本「…みんな優しいからねぇ」
京本「本心だよ。お世辞で言うようなやつがここにいると思う？」
森本「思わないよ！でも、俺はやっぱり自分の声、好きじゃない」
ゲリラライブしてる時は気にならないんだけどね、とヘラヘラ零す森本は、その調子をあくまでも日常会話をしているように続けている。
京本「無理しなくていいよ」
森本「何が？」
京本「最年少は甘えとけって事」
そのサラサラとした茶髪を遊ぶように撫でてやると、森本は暫く呆気にとられた後、恥ずかしそうに顔を伏せた。
それがまるで「もっと撫でて」と言っているようで、こちらも笑いが零れる。
森本「…きょもお兄ちゃんみたい」
京本「年上だからね」
森本「昔っから、お兄ちゃんみたいだった」
京本「そりゃあ、3歳も年上だし」
森本「でもたまに弟みたいだよ」
京本「失礼だな〜、少年心を忘れてないだけです〜」
そんな子供のような言い争いをしながら暫く茶髪を弄んでいると、戻ってきたジェシーが「何何？慎太郎ふれあいランド？」と介入してきた。
結局その後、何も知らないメンバーに散々遊ばれた森本は、その日随分上機嫌だったという。
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ネイジュ・ピエール(プロフ) - わぁぁぁっ！！フラジールだいすきな�眞話瓦覆里任爐辰舛禊鬚靴�ったです！相変わらず文才に溢れていて素晴らしいなと思いました！ (2020年9月5日 15時) (
レス) id: 6177bf07ac (このIDを非表示/違反報告)
ころころコロン(プロフ) - 初めまして！私は、ボーカロイド曲も好きでこのようなジャンルのお話も好きなので、凄く楽しんで読んでいます！丁度、ダーリンにハマっているタイミングなので、黒さんが歌っていたのが、ダーリンで凄く嬉しかったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 34e8c9f8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年9月1日 0時
