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高地「大我！」
取締部隊が撃った銃弾が、京本の足に被弾したらしい。
体勢を崩して路上に崩れ落ちた京本は、他のメンバーに早く逃げろと言いたげな手ぶりを見せる。
田中「っ、てめぇ！強制的に武力制圧する事が人間のやる事かよ！」
京本「いい、から！早く逃げて！」
ジェシー「みんな逃げて」
いつもより数段落ち着き払ったジェシーの声がした。
あまりにも落ち着いた声に誰か、恐らく森本だろうか、「ジェシー？」という戸惑いの声があがるのを無視して、ジェシーは迫り来る取締部隊から京本を守るように仁王立ちで立っていた。
田中「待って、ジェス！危ないよ！」
ジェシー「大丈夫、こう見えて俺、武道やってたから！それより早く連れ帰って、大我の怪我何とかしてあげて」
高地「……わかった」
松村「高地！？」
高地「絶対、ちゃんと帰ってきてよ。…信じてるから」
ジェシー「あったり前のクラッカーでしょ！俺を誰だと思ってんの！」
それいつのギャグだよ、なんて台詞が飛んできそうなくらいに明るい声がして、森本が京本を抱き抱え4人は駆けていく。
比較的多数いる、しかも銃口まで向けられた部隊にたった1人で？
それでも、どうやら勝つ見込みが彼の中ではあるらしい。
ジェシー「Come on,[offender]!!Have a nice Fight!!!」
高らかに声をあげ、彼は銃弾の雨を突っ切っていく。
拘束してこようとする部隊の連中を武道でいなしながら、ジェシーは1人、この危機的な状況を楽しむかのように片方の口角をニィ、と上げ、呟いた。
ジェシー「You Can't win,GUYS?」
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ネイジュ・ピエール(プロフ) - わぁぁぁっ！！フラジールだいすきな�眞話瓦覆里任爐辰舛禊鬚靴�ったです！相変わらず文才に溢れていて素晴らしいなと思いました！ (2020年9月5日 15時) (
レス) id: 6177bf07ac (このIDを非表示/違反報告)
ころころコロン(プロフ) - 初めまして！私は、ボーカロイド曲も好きでこのようなジャンルのお話も好きなので、凄く楽しんで読んでいます！丁度、ダーリンにハマっているタイミングなので、黒さんが歌っていたのが、ダーリンで凄く嬉しかったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 34e8c9f8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年9月1日 0時
