今日:12 hit、昨日:3 hit、合計:44,865 hit
小｜中｜大
.*・.*・『』・*.・*. ページ38
―――例えば、こういう。
ありふれた、小さな幸せ。
本を読んだときの、不思議な感覚。
花が風に揺れているのを眺める、綺麗な心。
楽器の音色を感じた、甘味な瞳。
滴が落ちてから、ほんの少し紡ぐ言葉。
それだけでさえ、こんなにも幸せになれるのに。
まわりが蔑むだけで『しあわせ』と感じる事が出来ないのだろうか。
それとも、気付かないだけなのだろうか。
・・・壮大なメロディ。
けれどソレを、壮大と感じない。
感じられない？
でも、確かに音は音なのだ。
零は零であり、無くて在るもの。
零は零でなくとも、在って無いもの。
家は世界。親は神。
ならば信じるしかない。
・・・井戸の中・・・？
「牛飼いの女神様だって。もちろん親しみを込めてね。」
「そりゃそうだ。民衆に襲いかかる巨人を葬った英雄が、
これだけ慎ましく、健気だときてる。
いよいよ神様になっちまったな・・・。」
―――今は、
2016・1・15
Happy birthday !!
Krista !!
今日の紅茶
アップルティー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 184人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：古宇利るい | 作成日時：2015年3月4日 18時
