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：：８４８年：：
ｱﾙ「・・・ッ、」
「ご、ごめんなさい・・・！・・・痛いですか・・・？」
ガーゼを離しつつ、Aは狼狽える。
そんな彼女に、アルミンは笑って答えた。
ｱﾙ「・・・ううん、大丈夫。ただのかすり傷だから。
・・・エレンもミカサも、すごいよね。
相手を完全に負かしているにも関わらず、手加減してるなんて。」
医務室の外で行われているのは、対人格闘術の訓練だ。
その光景を眺めながら、アルミンは劣等感の欠片を
「そうですね・・・。私もこの訓練は苦手です。」
笑って答えたのは、そんな様子を感じ取ったからだろうか。
そしてそんな気遣いも、アルミンには自身を
ｱﾙ「・・・これじゃあ、振り向いてもくれないよね。」
「え・・・？」
包帯を巻く手が止まる。
ｱﾙ「・・・はは、ううん。なんでもないよ。・・・ただ・・・。
・・・もっと、強い人間にならなきゃなって・・・。」
・・・そう。
このままじゃあ、僕は何も守れない。
守るどころかただの足手まといだ。
もっと強くならなきゃ・・・。
「・・・そんなことありませんよ。
アルミンは強いじゃないですか・・・！」
ｱﾙ「え・・・。」
キュッ・・・
手首の辺りが、軽く圧迫される。
「エレンにもミカサにも、負けず劣らず強いじゃないですか！
私、アルミンのように強くなるのが目標なんですよ？」
・・・意味が、分からなかった。
ｱﾙ「な・・・何言って・・・？僕は成績だって下位で・・・。」
「違うんです。」
ｱﾙ「・・・、」
「違うんです、アルミン。
・・・強さっていうのは、きっと色々あるんですよ。
ただ腕力が強かったり、権力が強かったりだとか・・・。
・・・でも私は、アルミンみたいに、友達や仲間を想う気持ちが強さなんじゃないかな・・・。
って思うんです。」
ｱﾙ「・・・。」
「ほら、だって・・・。自分より他の人を・・・優先って言うんでしょうか？
・・・なかなか出来ないです。
だから、アルミンは強いですよ。」
・・・そうやってAは、僕自身が知らないことも教えてくれるんだ。
・・・やっぱり・・・。
・・・そういうところが、好きでたまんないや・・・。
１１・３
Happy Birthday !!
Armin !!
今日の紅茶
アップルティー
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古宇利るい(プロフ) - .+☆雫☆+.さん» な、なに！？よっしゃちょっと行ってくる(ー_ー)!! (2014年12月23日 9時) (
レス) id: 00ed131ee3 (このIDを非表示/違反報告)
.+☆雫☆+.(プロフ) - 古宇利るいさん» 私の方、続編いったんだよー！るいもあとちょっとじゃん！ふぁいとだぉ！！ (2014年12月15日 21時) (レス) id: d4d75e8691 (このIDを非表示/違反報告)
古宇利るい(プロフ) - .+☆雫☆+.さん» 喜んでもらえたなら嬉しいヨ〜(´∀｀*)多分、しばらくは王子様って言われることになるんだろうなぁ・・・。（（汗 冬休み早く来いっ！！ (2014年11月2日 11時) (レス) id: 00ed131ee3 (このIDを非表示/違反報告)
.+☆雫☆+.(プロフ) - 古宇利るいさん» 誕プレありがとうネっ！！それと、王子様かっこよかったよ♪ (2014年10月31日 21時) (レス) id: d4d75e8691 (このIDを非表示/違反報告)
古宇利るい(プロフ) - .+☆雫☆+.さん» なんだかんだで雫のクラス優勝したね！返信遅くてゴメン！！アンドHAPPY BIRTHDAY !! (2014年10月30日 19時) (レス) id: 8fcfac25a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古宇利るい | 作成日時：2014年8月5日 12時
