【忍たま】灰色の隣側 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:58 hit、合計:2,882 hit

第７話ページ7

救援任務だったため、
あの後は黒鷲隊に報告して済んだのであった

タソガレドキ忍軍本拠地に戻り、
一段落ついたAたち

諸泉｢私は一応、任務から戻ったことを小頭に伝えてくる｣

A｢うん｣

諸泉｢Aは昼食を済ませてこい
まだ食べてなかっただろう?｣

A｢うん…｣

Aのお腹が鳴っている
尊奈門は苦笑し、小頭のもとへと向かった
取り残され、鳴ったままのお腹をさするA

A｢そういやまだだった…
……折角だし、町で食べてこようかな｣

外食に決め、小袖に着替えて町へ向かった

町は活気で溢れ、いつも賑やか

A｢(久し振りの町だ～!
最近任務続きで全然来れてなかったからな…)｣

外食ついでに色々な店を見て回ろうと、
久々の町に心躍らせるAだった
…いつもより女性が少ないのは、気のせいだろうか

A｢何食べよう…｣

???｢…あ！あそこにいるのは！｣

???｢タコヤキドキ忍軍の！｣

｢｢Aさ～～ん！！｣｣

聞き馴染みのある声の方を振り返ると
乱太郎としんべヱがこちらに向かって、
手を振りながら走ってきていた

A｢乱太郎としんべヱ！久しぶりだね、元気？｣

｢｢元気でーす！！｣｣

元気で可愛らしく、2人の頭を撫でるA

組頭や尊奈門を通して仲良くなり、
今でもよく忍術学園に遊びに行っているほど

立て続けの任務でしばらく会えていなかったが、
ちゃんと覚えていてくれたことに
Aは嬉しさを感じた