あの頃と同じ 多部side ページ26
玉木「吐いちゃった？熱高いもんなぁ…」
多部「さらに身体熱くなっちゃった気がします」
玉木「今日はこのまま撮影中止になったから、ニノの家に一緒に行こうと思って」
多部「私も行っていいですか？メンバーの櫻井くんに連絡取ってみようかと」
玉木「それは心強いね。早く家のベッドで寝かせてあげよう」
玉木さんがブランケットに包んだニノの身体を抱き上げて
ちょうど迎えに来たニノのマネージャーさんの車で家に連れて帰ってきた
ニノはというと、何度か目を覚ましたけど朦朧としてるのか、すぐに目を閉じてしまって
多部「あ、翔くん？いきなりごめんね」
翔『いやいや、どうしたの？』
多部「ニノがね…ドラマの撮影中に倒れちゃって…」
翔『えっ？！え、大丈夫なの？？』
多部「熱がかなり高くてね…ニノの家に玉木さんと連れて帰って来たんだけど」
翔『そっか…ありがとう。もうすぐ仕事終わるから、ニノの家行くね。それまでニノのこと頼むわ』
玉木さんがニノを部屋着に着替えさせてくれてる間に、翔くんに電話を掛けた
忙しい人なのに、ワンコールで出てくれて
来てくれるまで責任もって看病してあげないとね
多部「あ、ニノ起きた？お家帰ってきたからね、ゆっくり休もう」
和「ん…」
玉木「ぼんやりしてるね。このまま寝ちゃいな」
寝室に入ると、ニノは目を開けて視線を彷徨わせていた
玉木さんの大きな手に身体をさすられて、その目もすぐに閉じてしまう
1日この熱い身体で頑張って撮影してたんだもん
少しでもゆっくり休んでほしい
多部「翔くん、仕事終わり次第来てくれるそうです」
玉木「それならニノも僕らも安心だ。かなり苦しそうだもんね…」
多部「まともに声も聞いてないですから…辛いね…」
少し汗ばんだ額に手を当ててみると、測らなくても分かる高熱が伝わって
震えたりはしてないみたいだから、身体冷やしてみようか
ニノのマネージャーさんから看病グッズをたくさん託されたからね
多部「ごめんね、ちょっと冷たいかも…」
玉木「ふふ、寝てていいよ。気持ちいいでしょ」
多部「起こしちゃったね、ごめんごめん」
前髪をそっとよけて冷えピタを貼ると、冷たさに気付いて薄っすら目を開けたニノ
でも玉木さんが優しく声かけて胸元を撫でれば、あっという間に夢の世界へ
翔くん来るまで、もう少し待ってようね
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ワニワニ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！！続き楽しみにしてまーす！ (2月9日 23時) (
レス) @page49 id: 6d7f339107 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん(プロフ) - リクエストお願いします！ニノさんと遊ぼの収録で体調不良と船酔いのダブルパンチで嘔吐してしまうお話がみたいです。 (8月7日 1時) (レス) id: 382f663f30 (このIDを非表示/違反報告)
綾(プロフ) - 風月さんの書くメンタル系のお話はココロがぎゅってなるけど暖かさもあって何度も読んでしまいます。リクエストさせていただきたいのが、嵐が恋しくなって心が壊れていってしまうようなお話を書いていただきたいです。 (8月2日 1時) (レス) @page47 id: 094cd8e787 (このIDを非表示/違反報告)
ちろる - にのさんが鬱病になってしまう話をみたいです。大野さん出てくるとうれしいです。 (2023年4月3日 23時) (レス) @page42 id: 5fa1ab67c7 (このIDを非表示/違反報告)
ワニワニ(プロフ) - うー、続きがめっちゃ楽しみです❗️ (2023年4月3日 21時) (レス) @page41 id: 6d7f339107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2021年2月18日 21時
