引き継ぎ本丸の幼女審神者ちゃん (ページ6)

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3話ページ6

私が、ひいじいじの仕事を？

よく分からず首を傾げてから振り返り、ママを見るとニコりと笑っていた。

ママはゆっくりと口を開きこう言った。

母「Aちゃん、ママのお腹に、赤ちゃんがいるのは知ってる？」

『うん』

母「うん、知ってるね。……ママはね、赤ちゃんがここにいるから今すぐのお仕事は難しいの、だからお仕事はお休みしてたの。けれど、ひいじいじのお仕事は今すぐに決めなきゃいけないの。」

『うん……。』

ゆっくりとした口調で教えてくれるママだけど、いつもより少しだけ悲しそうに見えた。

私は次の言葉を待ってママを見た。

母「だからね、じいじのお仕事をAちゃんに任せたいの。どんなお仕事か、一緒に見てからでいいから、本丸って場所に行ってみない？」

ママの顔が困ったような笑顔になって、私も困った顔になりそうだった。

でもママが困っちゃうから少し我慢して答えた。

『うん！みてみる！じいじのおしごと、みてみる！』

ママがホッとした顔で笑うと、私も笑顔が零れた。

その後、紅葉さんが色々教えてしてくれたけど、よく分からないから本丸ってところで分かりやすくお手本を見せてくれるらしい。

紙に家族だけの内緒にするって約束する紙に、ママと名前を書いた。

その後お兄さんは帰っていったけど、ママが刀の人？について教えてくれたから、少し安心した。

暗くなってパパが帰って来ればギューをする。

お兄さんと話したことはママが言うからまだ内緒って言われたからちゃんと内緒にした。

帰ってきてすぐに言ったらきっとビックリしちゃうからってママは笑ってた。

ママの美味しいシチューを3人で食べておやすみなさいをした。

夢で綺麗な人がいたけど、誰だったんだろう。

そのまま深い眠りに、私はついた。