引き継ぎ本丸の幼女審神者ちゃん (ページ21)

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18話ページ21

赤い髪の少年は近くに座る。

その隣に白い髪の少年が座る。

私は元気に挨拶をした。

『はじめまして！Aです！』

愛染「初めまして！オレは愛染国俊！オレには愛染明王の加護が付いてるんだぜ！」

蛍丸「初めまして。阿蘇神社にあった蛍丸でーす。よろしくね。」

ニコニコと笑って挨拶する二振。

すると蛍丸がコップを差し出す。

どうやらジュースを持って来てくれたらしく、蛍丸の手には２つのコップがあった。

『いいの？』

蛍丸「うん、Aの分。ジュースが飲みたい人はみんなあそこに貰いに行くんだ。」

指を差した先には金と銀の髪の人がいた。

どうやら今日の飲み物配り係らしい。

愛染「後で呼んでくるか！な、蛍！」

蛍丸「そうだね、全員声掛けられるかは怪しいけど。」

愛染「あっ、先に国行呼んで来なきゃだな！国行〜！」

大声で名前を呼ぶと大きい背の一振が立ち上がった。

こちらへ近付いてくるとそっと近くに座る。

？？？「なんや、でかい声出して…。ああ、主はんの…、おおきに。」

『Aです！はじめまして！』

明石「初めまして、自分は明石国行いいます、よろしゅう。」

蛍丸「国行だよ、俺たちの保護者。」

明石「それAはんにも言うん？まあええけど。それじゃあ自分はここで失礼しますわ。」

頭を掻きつつ笑う彼、わしゃわしゃと頭を撫でてすぐに行ってしまった。

立ち去った彼を確認してからクスクスと笑う二振。

蛍丸「ふふ、撫でてったね。」

愛染「な、珍しい。それじゃあ俺らもそろそろ行くか。またな。」

蛍丸「またね。」

手を振って走ったかと思えば国行に飛びつく彼らにママはクスクスと笑った。

ご飯を食べてのんびりしていると、さっき見た二振が来て隣に座った。