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その日、Aはうちに泊まって、これからのことを話し合った
またAと戻れるなんて思ってなかったから、Aが隣にいることが嬉しくてたまらなかった
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山「ねぇ亮ちゃん、もう寝た?」
亮「ん?寝た」
山「起きてんじゃん 笑 俺さ、NEWSに手越がいないなんて考えられないよ」
亮「そんなん俺もや…」
山「入院とかが増えてきたらさ、マスコミとか騒ぐと思うんだ。そしたら、きっと病院にまで来るファンもいると思う…」
亮「邪魔はさせへんで」
山「うん。きっと抗がん剤とかですごい大変になってくると思うんだ。髪も抜けるし、吐き気とかもあるんだよね…?そんな状態のときに無駄に不快感を与えたくない」
亮「俺らでなんとかする」
山「うん…!」
亮「よし、寝んぞ。おまえ明日も早いやろ?おやすみ」
山「おやすみ」
ーーーーーーーーーー次の日
俺たちはマンションへ帰った。2人の家に…
祐・A「「ただいま〜!」」
誰もいない部屋に声を揃えてそう言った
祐「またここに帰って来れるなんてな…」
A「おかえり!祐也」
祐「ただいま!」
A「…帰って来てくれてありがとう」
Aが満面の笑みを浮かべた
俺はこの笑顔が大好きなんだ!
そんなとき、ふとまっすーの言葉が頭を過ぎった
"Aちゃんは手越がいるから笑顔なんだよ?"
まっすー…ありがとう。
祐「A、待っててくれてありがとう!」
A「あ!そうだ!肉じゃが…食べる?笑」
祐「食べる食べる!ずっと食べたかったんだAの肉じゃが!!」
Aは嬉しそうに冷蔵庫の肉じゃがを温め直してくれた
A「はいっどうぞ」
祐「いただきま〜す!…おいひーい!!!」
A「良かった♪」
俺たちはまたあの頃みたいに笑いあった
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作者名:*ri-ta | 作成日時:2014年12月4日 15時