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祐也「ッ……」
A「お願い…」
祐「………俺は…俺は…Aといたいよ…Aとの生活に飽きたなんて嘘。Aのカレーも、他の料理も大好きだし、虫退治なんてどうでもいい。でも…でもAの未来に俺はいないんだ…」
A「祐也…ッいるよ?ずっと…これからもずっと私の未来は祐也と一緒なんだよ?未来なんて、祐也なしじゃ意味ない…そんな未来なんていらない!」
祐也「それじゃダメなんだ!一人じゃ生きていけないなんて…そんなこと言ってちゃ…Aにはこれからも、俺がいなくても…笑って未来を見てほしいんだ…!」
A「祐也ッ…」
Aの目には涙が溢れていた…
もう…もうほんとに終わりなんだ…
また泣かせてごめんね、、
でも…でもこれは本心だから…
A「祐也…私がんばるから…一緒に病気と闘わせて?」
祐「………ッ…」
A「お願い…」
祐「…くそっ………俺は…ダメな人間だ…ッ」
A「祐也…?」
祐「弱い人間だ……ッ。Aと…別れたくない…」
A「祐也…!じゃあ…」
祐「俺と一緒に…いてください…」
A「ッ……ありがとう!!」
そう言いながら涙を流しすAを、俺は強く抱きしめた
祐「ごめんな…いっぱい傷つけて…。」
A「…ッ…」
Aは何も言わずにただ泣きながら何度も首を横に振った
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作者名:*ri-ta | 作成日時:2014年12月4日 15時