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お願い…出て!!
しかし､電話は繋がらなかった｡
どうしたらいいんだろう…
車の中で必死に頭をフル回転させた
事務所に行っても入れてもらえないだろうし､祐也がどの範囲にまでこの話をしているかわからない…
私が行って何か出来る場所……今の状況を変えられる場所…
A｢……ママ…!!｣
私は祐也の実家へと車を走らせた
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ手越家
久しぶりの祐也の実家。慌ただしく走ってインターホンを押した
母｢はーい｣
母｢!!Aちゃん…｣
A｢こんにちはママ。あの…お話があって来ました｣
母｢……上がって?｣
A｢お邪魔します｣
祖｢!!Aさんっ…｣
A｢こんにちはおばあちゃん｣
母｢お茶でも飲む？｣
A｢ありがとうございます､｣
母｢あなた…祐也とは……｣
A｢はい…フラれてしまいました。でもそのあとで、全部知りました。もう一度、ちゃんと話をしたいと思っています｣
母｢………｣
ママは困った顔をしていた
母｢ごめんなさいね､私には…何とも言えないわ。何が正解かわからないの。みんなが幸せになれる方法はないのかしらね…｡どうして…どうしてあの子が…ｯ…｣
涙ながらにそう言った…
A｢ママ…｣
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作者名：*ri-ta | 作成日時：2014年12月4日 15時
