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雅紀side
雅「ヨコ、ごめんね…」
俺らはそれぞれバラバラに
関ジャニ∞のメンバーの家にお世話になってる
侯「気にすんな」
雅「うん…」
侯「なんか作ったるわ」
雅「え？」
侯「大倉ほど料理上手くないけど、好きなもんは聞いてるから」
雅「ヨコ…」
ヨコは料理を作ってくれた
雅「なんか不恰好だね」
侯「な…正直に言うなや！」
雅「ふふ…」
侯「なんか…仕事したり、遊びに行ったりしてる時より…いい顔してる」
雅「え？」
いきなり言うヨコの言葉にびっくりした
雅「どう言うこと？」
侯「辛そうに笑ってんなってそう思った…」
雅「そうなんだ」
侯「大倉、子供の頃どんなんやったん？」
雅「え？タツ…？」
侯「ずっとおったんやろ？」
雅「…一緒にいて本当に温かい気持ちになる」
侯「そうなんや」
雅「悪いことをしたら怒って…苦しんでたら包み込んでくれるんだ…」
侯「そっか…」
雅「俺はタツが大好きなんだ」
侯「ほんまに好きやねんな…」
雅「いいじゃーん」
侯「まぁ…大倉みたいな感じで甘やかすことはできひんと思うけど…ゆっくりしてや…」
雅「ありがと」
それにしても
雅「なんか離れてると変な感じ…」
侯「兄弟やねんな」
雅「でも…タツは相当我慢した気もする…」
侯「え？」
雅「ほとんど本音を言わなかったんだよね…昔から…」
侯「そうなんや…」
雅「タツだって両親と過ごしたかったと思うんだけどな」
侯「んー…そんなことはないと思うけどな」
雅「えぇ？」
侯「やって…大倉やし」
雅「なにそれ」
俺らは笑った
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作者名：シオリ
| 作成日時：2019年5月12日 7時
