evil woman47★ ページ5
朝。
誰よりも早く学校へ来て、体育館の鍵を開ける。
とりあえず、床を磨いてボールとドリンクとタオルの準備をしよう。
モップを持って床を磨く。
たたーっと走りながらやるモップ掛けは意外と楽しい。
終わったら次はボール磨き。
一つ一つ丁寧に磨いていく。
結構量があるんだよね。
案外これが一番大変かも。
次はドリンク作り。
それぞれの好みに合わせて粉の量を調節する。
ボトルをシャカシャカ振るのがマラカスみたいで楽しい。
ドリンクを作り終わってカゴに入れて体育館の端に置く。
次は昨日干しておいたタオルを取りに行く。
カゴに入れてドリンクのある場所に戻って来る。
カゴから取り出して一つ一つ畳んで行く。
その途中で、扉がガラリと音を立てて開いた。
颯「おはよー」
朱雀「おはよーでーす!!」
大空「はよっす!!」
その三人を先頭に、バスケ部部員がぞろぞろとやって来る。
その中にスミレと黄瀬くんはいない。
『みんなおはようっ!あんな事があったけど、今日も一日頑張ろうね!』
そう笑顔で言うと、みんなも笑顔で返してくれる。
赤松「先輩、いつもこれ一人でやってるんですよね?白咲先輩、ちゃんと仕事してますか?」
『え、っと……ドリンクは渡してくれるよ』
赤松「でも、それだけですよね?」
『……えっと…』
何も言えないふりをする。
あまり人を悪く言えない優しいAちゃんを演じているのだ。
『わ、私的にはみんなの邪魔しなければ問題ないんだけど…』
といいかけたところで、問題の本人がやって来た。
スミレ「おっ、おはよぉございまぁす!」
一瞬で選手達の空気が変わった。
なんで来たんだよ、とでも言うかのように。
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三日月詩織(プロフ) - Skyさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!嬉しいです! (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 初音さん» あきなし さえらです!すみません、ルビふりしておけばよかったですね笑 (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 春夏冬 冴羅 って何て読むんですか?! 気になっちゃって…(笑) (2017年10月28日 11時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
Sky(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後まで楽しく読ませていただきました…!お疲れ様でした! (2017年9月10日 18時) (レス) id: 801c0787d7 (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 姫羽さん» ありがとうございます!最後まで読んで下さって嬉しいです!そう言って頂けるとこちらとしてもこの作品を書いて良かったです!本当にありがとうございました! (2017年9月10日 14時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月詩織&ness x他1人 | 作者ホームページ:p://
作成日時:2017年6月4日 11時