六話 〜シュウSIDE〜 ページ8
貴 「えっ」
シ 「その前に・・・(グイッ)“証拠”を見てからだけどね・・^^」
確か行事前にボクが渡したお揃いのミサンガをしているハズ・・・
シ 「やっぱり君は・・・
A・・・何だね(微笑」
ボクが見たものソレは
Aの手首に付けてある
ボクとAが “兄弟である証拠”
シ 「ほら・・・ボクとお揃いのミサンガ^^」
貴 「(クスッ)信じてくれて有難うお兄ちゃん」
笑っているAを見て思い出した
一つAに聞きたい事があったんだ
シ 「ねぇA」
貴 「ん?何?^^」
シ 「ボクの事・・・恨んでるでしょ・・・」
貴 「えっ・・・」
シ 「ボクは・・・八百長みたいな事をして・・・全く関係無いAが犠牲になった・・・(ポロポロ」
ボクは泣いていた
貴 「(クスッ)何で私がお兄ちゃんの事を恨むの?^^」
シ 「え?」
貴 「お兄ちゃんが八百長みたいな事をしてしまったのはそれだけ私をいけにえにしたくない死なせたくないって思ってくれていれている事でしょ?それにお兄ちゃんは少し道を誤ってしまっただけじゃない^^私はお兄ちゃんが幸せならそれでいいの(ニコッ」
シ 「A・・・」
貴 「それにもう一人で背負い込んだりしないで^^見てるこっちが辛い」
シ 「っA有難う・・・グスッ」
貴 「全くお兄ちゃんたら泣かないの^^」
ぽんぽんとボクの頭を撫でているA
シ 「グスッ頭撫でないでよ・・・ボクが弟みたいじゃ無いか・・・」
ボクは泣きながらそう言った
Aはハイハイといいながら微笑んだ
Aに出会いボクの中で変わったコト
それは・・・
もう流す涙は
後悔とか
悲しさ
じゃなくて
―喜び―
という
感情のこもった
涙だということ
――誰でもないSIDE――
ある黒髪をした少年は兄弟という片割れの少女の優しさに泣き崩れ
少女は優しく微笑みながら少年の頭を撫でた
そんな兄弟を見守るかのように白い髪の少年は優しく微笑んでいた・・・
―――――――――――
白竜しゃべってねぇ!!
ごめんなさいぃぃぃ!!!!
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革ベルト
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柊琥珀 - 突然ですが、貴方をイジメた人を呪っていいですか?? (2012年8月4日 1時) (レス) id: 0351451062 (このIDを非表示/違反報告)
カホ - この小説面白いですね!!がんばです! (2012年4月4日 10時) (レス) id: 3f7c52009b (このIDを非表示/違反報告)
神崎梨紗 - クー、大丈夫?あと、ごめん。私、同じ学校だったのに、気付いてあげられなかった。私達の前では、あんなに楽しそうだったのに、全然気付いてあげられなかった。今日も、ああやって、クーの気持ちに気付いてなかった。本当にごめんね。 (2012年1月27日 18時) (レス) id: 5b875cad2e (このIDを非表示/違反報告)
魔威(プロフ) - 消さないでください!!こんな面白い小説消すなんてもったいないですよ!!消さないでください>< (2012年1月25日 21時) (レス) id: 797e44eda6 (このIDを非表示/違反報告)
絶対匿名希望 - 貴方がいなくなったら家族や友達は悲しむよリアの世界では会えないけどあたしも悲しくなる
誰がなんと言おうと貴方の味方だよ
相談し少しは力になれると思う
説教見たくなってごめんね
貴方が大好きだよ←変な意味じゃないよw
落ち着いてから、更新楽しみにしてるよ (2012年1月25日 13時) (携帯から) (レス) id: 0fd6d10888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クー | 作成日時:2012年1月8日 20時