Love with you 【T.F】

〆..01 ページ2

*







A｢…別れてください..｣






フローリングの床と彼の足を見ながら







必死に振り絞って出た言葉








自分でも分かるくらい、ひどく声が震えてた









｢何回言ったら分かるの？｣




また、いつものように




強引に唇を重ねさせられて





いつもの私はそれで
引き下がっていたけれど





今日は、決意した日だから――…。







彼の胸を無理やり押して
彼から離れ






彼の部屋を飛び出した









――もう、やだ。






――彼には従わない…。









私は、全速力で彼の家から離れていった









NeXt

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