２２話 ヒロトの過去編 ページ25
お日様園に入ったばっかりの時、
俺はいつも一人でいた…。
そんな時声をかけてくれたのがAだった…。
幼貴「あれ?えぇっと…。君、名前は?」
幼ヒ「え…僕?」
幼貴「そう、ブランコに一人でいるそこの君。」
幼ヒ「僕は…基山ヒロト………(ﾎﾞｿ」
俺はあの時、自分でも聞こえないくらい小さな声で言った。
Aも聞き取れなっかたと思った。
でも、Aは…
幼貴「基山…ヒロトね!」
幼ヒ「え…」
幼貴「私、涼野A!よろしくね♪」
幼ヒ「えっと…よろしく…。」
幼貴「ねえ、どうしていつも一人でいるの?」
幼ヒ「だって…僕、友達いないもん……。」
幼貴「何言ってるの?ここにいる子はみ〜んな友達だよ!
ううん。家族だよ!!!」
幼ヒ「え…家族?」
幼貴「そう!家族!」
幼ヒ「……家族…!」
幼貴「ねぇ!サッカーしない?」
幼ヒ「サッカー…?」
幼貴「そう!楽しいよ!!」
幼ヒ「でも僕…サッカーできないよ?下手だよ?」
幼貴「大丈夫だよ!私が教えてあげるから。ね?」
幼ヒ「うん…僕、サッカーやってみる!」
幼貴「やった〜!じゃあこっち来て!」
幼ヒ「う、うん。」
幼貴「じゃあまず私がやってみせるから、見ててね。」
幼ヒ「うん…。」
Aは俺にリフティングをしてみせた
ポン、ポン、ポン、ポン…
幼ヒ「わぁ…すごーい!」
目を輝かせて言った。
幼貴「ふぅ…どうだった?」
幼ヒ「すごくかっこよかった!それに、楽しそう!!」
幼貴「でしょ?ほら、次はヒロトの番だよ!」
幼ヒ「う、うん…できるかな…。」
幼貴「大丈夫だよ。ほらやってみて!」
幼ヒ「わ、わかった。えい!」
ポン、ポン、ポン
幼貴「できてるじゃん!その調子、その調子!」
幼ヒ「やったぁ!僕にもできた!!」
それから俺はサッカーをやるようになった。
Aがあの時サッカーを教えてくれてなかったら
今俺はサッカーをやってなかっただろう。
だから俺はAに感謝している。
俺はこの時からAのことが好きになった。
Aが俺のことをどう思っているかなんてわからない。
でも、Aは絶対に渡さない。
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ヴィリア - 面白いで！ちなみに言うと、dyではなくbyですよ(^_^)dyだと、死ぬという意味になっちゃいます (2016年4月3日 21時) (
レス) id: 2ae573dd44 (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - はい！色々とありがとうございます！ (2015年9月11日 0時) (レス) id: 6336cb3920 (このIDを非表示/違反報告)
ティラ(プロフ) - 栞さん» いえいえ!!何かあったら言ってくださいね (2015年9月10日 21時) (レス) id: 9d698bd908 (このIDを非表示/違反報告)
栞(プロフ) - ありがとうございます！あっ！小説の名前はイナイレ エイリア学園の幼馴染みです！よろしくお願いします！ (2015年9月9日 22時) (レス) id: 6336cb3920 (このIDを非表示/違反報告)
ティラ(プロフ) - 栞さん» そうなんですか!!今度時間が空いたとき見に行かせてもらいます♪ああ…私も最初わかりませんでしたｗお答えしますね!(名前)って打てば、読者さんが設定した名前になりますよ!! (2015年9月9日 21時) (レス) id: 9d698bd908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティラ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/texira/
作成日時：2014年9月4日 7時
