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授業も終わりラウールが教室で待機していると、田中から連絡が入る。
慌ててラウールは教室から出る。
走って校門に向かうと、ピンク色の髪をなびかせた田中が立っていた。校門を出る生徒が、チラチラと田中を見ている。
白「樹くん！ごめん、遅くなって」
樹「んにゃ、全然いいよ。と言うよりも、早く帰ろう。やっぱこの視線には慣れねぇわ」
白「ん」
田中の車に乗り込む。ラウールが乗り込んだのを確認すると、田中は車を発信させた。
樹「ラウール。学校どうだった？」
白「どうだったって、別に普通だよ」
樹「ふーん。ところでさ、校門前に大きな立て看板が立ってたけど、あれ何？」
白「あぁ。明日のイベントの立て看板」
樹「イベント？」
白「家族参加型のね、文化祭みたいなイベントなの」
田中に校門前に立っていた立て看板のことを聞かれたので、素直に話した。
どんなことをするだとか、自分もこんな準備をしたとか。
白「明日1日限定でやるイベントなの」
樹「ふーん。で？師匠達は来るの？」
白「……辰哉さん達には言ってない」
寂しそうにぽつりとと零したラウールに、田中はそっかと一言だけ返した。
ここは自分が首を突っ込むべきじゃないと判断したのだ。
この話題にはもう触れない方がいい。そう判断した田中は、自分の話を始めた。
少し寂しそうだったラウールも、いつの間にか元気になっていて。楽しそうに田中の話を聞いている。
白「それで？樹くんは高地さんに怒られたの？」
樹「めっちゃ怒られた！！高地の奴、マジでありえないだろ？」
白「えー。でもそれは樹くんが悪いよ」
そんな話をしていたら白雪組に着いた。もちろんだが、家には誰もいない。
白「…ありがとうございます、樹くん」
樹「別にいいよ。1人で寂しくない？」
白「大丈夫！樹くんも忙しいでしょ。またね」
田中に手を振りながらラウールが中に入っていく。それを見送った田中は、どこかにメッセージを送る。
しばらくして返ってきたメッセージを見て、田中は笑った。
樹「なーんだ。俺が気にしなくても良かったじゃん」
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鳥(プロフ) - リクエスト失礼します！紫さんが色々あってめっちゃ機嫌悪い時に白さんが絡みにいっちゃって紫さんがガチギレして白さんが必死に謝るみたいな話が見たいです！よろしくお願いします！ (2020年7月21日 20時) (
レス) id: 1630307406 (このIDを非表示/違反報告)
果恋 - リクエスト失礼します！赤さんが誘拐されて、翔太くんが激怒する話をお願いします！白さんメインではないんですが、書いてくださると嬉しいです (2020年7月20日 23時) (レス) id: 9af56d7aaf (このIDを非表示/違反報告)
芽那(プロフ) - わかりにくくてすみません！ (2020年7月20日 21時) (レス) id: b51a0fe72c (このIDを非表示/違反報告)
芽那(プロフ) - いつも更新楽しみにさせていただいてます！リクエスト失礼します。ラウールが学校でリンチみたいなのをされてしまい、虐待の時のことを思い出して自殺未遂みたいなのを隠れてしてしまっていて何日か後にばれてみんなから愛されてるよって感じの話が見たいです。 (2020年7月20日 21時) (レス) id: b51a0fe72c (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - いつも更新を楽しみに読ませていただいてます。リクエストをお願いしたいのですが、黒さんが紫さんを庇って怪我するお話が見たいです、白さんメインでは無いのが無理なら全然大丈夫です！もし可能でしたらよろしくお願いします。 (2020年7月14日 18時) (レス) id: b8eb487ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年6月30日 19時
