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赤「じゃあ召し上がれ」
青「今日は俺も手伝ったから！」
宮舘の隣でそう言いながら渡辺がふんぞり返る。渡辺が宮舘を手伝った際にいつも見る光景だったので誰も何も言わない。
しかしラウールは、渡辺が料理を手伝ったと聞かされて気が気じゃなかった。
不味かったらどうしよう。吐いちゃったらどうしよう。せっかくしょっぴーが作ってくれたのに。舘さんも作ってくれたのに。
こんな思いでいっぱいだった。
紫「ラウ？どうした？」
黄「プールではしゃぎすぎて疲れたか？」
テーブルの上に並べられた料理を見て急に黙り込んだラウールを心配して、左右の隣に座っていた深澤と岩本が顔を覗き込んできた。
紫「ちょっ！ラウ？」
黄「おい。本当にどうしたんだよ」
深澤と岩本が顔を覗き込んで、色々と我慢が出来なくなったのか。ラウールがポロポロと涙を零して泣き始めた。
白「ごめっ。ごめんなさいしょっぴー！」
青「え？俺？」
白「みんなが！しょっぴーのごはん食べれたものじゃないって言うから！」
青「は？」
泣きながらそう言ったラウール。ラウールの言葉を聞いて、渡辺がすぐに周りに向かってガンを飛ばす。
宮舘はもちろん、阿部も深澤も岩本も「俺は言ってないぞ！」の意味を込めて首を横に振る。
しかし佐久間と向井と目黒は覚えがあるのか、黙り込んでそっと視線を逸らした。
紫「ラウ。あのな。しょうたは料理下手じゃないよ」
白「でも、照くんが顔を青くして倒れたって」
黄「あぁ。でももう大丈夫。ほら」
岩本は、ラウールを安心させるためにパクパクとごはんを食べた。それにならい、深澤もパクパクと食べる。
黄「ほら。大丈夫だろ」
白「ほんと？」
黄「本当。ほら、ラウも食べてみ。美味しいから」
岩本に言われ、ラウールも食べてみる。
いつもより少しだけしょっぱい気がしたが、すごく美味しくて。
白「しょっぴー！美味しいよ！チョーおいしい！」
青「そ、そうだろ？そうだろ！」
ラウールに褒められ、渡辺は少し照れくさそうに笑っていた。
これにて一件落着。そう思い、佐久間と向井と目黒も食べようとした。が、いつの間にか目前から料理が消えていて。
赤「3人はちょっとこっちで話してから食べようか」
ニコニコと笑っているが怒りのオーラ剥き出しの宮舘に、3人は逆らうことが出来なかった。
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りぃけ(プロフ) - 移行楽しみにしてます！ (2020年6月14日 22時) (
レス) id: 3303eaf66a (このIDを非表示/違反報告)
色彩(プロフ) - メンバーが怪我を負わせた相手に報復し、終わった後それぞれがラウを看病するという話をお願いしたいです。複雑になってしまい申し訳ありません･･･ (2020年6月13日 13時) (レス) id: df025bf946 (このIDを非表示/違反報告)
色彩(プロフ) - ふーちゃさん» リクエストに答えていただきありがとうございました！皆から大事に守られて大事にされていることが伝わってきて読んでいてほっこりしました！二回目のリクエストになってしまうのですがよろしいでしょうか？もし可能でしたら、ラウが大怪我をして意識不明になってしまい (2020年6月13日 13時) (レス) id: df025bf946 (このIDを非表示/違反報告)
りぃけ(プロフ) - ふーちゃさん» はい！ゆっくり待ってます！頑張ってください (2020年6月13日 9時) (レス) id: 3303eaf66a (このIDを非表示/違反報告)
椿と猫(プロフ) - ふーちゃさん» いくらでもお待ちしております！ありがとうございます！ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 5dcbe78cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年5月30日 23時
