夏が始まる香りがした【京谷賢太郎】

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Aside




今日も憂鬱な学校の始まりだ



京｢はざっす｣



『おはよ』



席替えの翌日からいつも挨拶される



いい事なんだけど京谷くんからの挨拶は

違和感というかなんというか不思議な感じだ



いつもならHRが始まるまで寝ているが

烏野との練習試合を観てから熱がおさまらない



久しぶりに影山と日向くんを見れた事も

関係あるんだろうけど、もっと色んな試合を観たい



何だか落ち着かず

浮ついた気持ちで午前の授業を過ごした



いつもは楽しみで仕方ないお昼休みも

この熱をどう消化したらいいか解らず

友達の誘いも断って机に突っ伏してしまった



まりなが来ないってことは

きっと及川さんとうまくやってるんだろうな



私に報告とかあっても良くない？

と悶々としていると後ろから肩を叩かれた



京｢飯行かねぇんすか｣



そういえば京谷くんバレー部だったじゃん！



『京谷くん！一緒にお昼食べてくれない？』



京谷くんは一瞬固まったが うす、と言ってくれた



正直断られると思ってダメ元で言ってみたが

意外といけるもんなんだ



場所はどこでもいいと言われたので

お弁当を持って上機嫌で中庭へ向かった






＿＿＿＿＿

いつも読んでくださりありがとうございます❕

お気に入り登録もその他の反応も嬉しいです


リクエストなどあればお話に混ぜていきたいので

こんな京谷くんが見たい！とか

誰かと絡ませて欲しいとかあれば

お気軽にコメントいただけたらと思います🥹


てり

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