*(JKside) ページ29
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「え?俺はお前よりヌナの方が好きだけど?」
「は?何それ」
さっきまでニコニコしてたAの顔が一気に不機嫌になる
「あーあ、ヌナに会いたい、まじで可愛いよな俺のIUヌナ」
「信じらんない、あーもういい!ぐうなんか嫌い!そんな言うならヌナと付き合え!ぐうのバカ!」
そう言うとAは俺をキッと睨みつける
そんな睨みつける顔さえ可愛い
「嫌いなのにこんな引っ付いてるんだ?」
嫌いって言いながらもさっきの体勢でピタッとくっついてるから余計愛おしい
「ほんと意地悪」
そう言ってようやく離れて俺の隣に座った
そして俺が立ち上がるとAが「どこ行くの?」と聞いてきた
「ヌナのとこ、Aにフラれたからヌナのとこ行く」
「は?!何言ってんの?」
「じゃあなA」
いじめすぎたか?
少し後悔しながら歩き出すと
Aも立ち上がり無言でギュッと俺の袖を掴んだ
「A?」
「私でいいじゃん」
「………」
「IUヌナは彼氏いるしぐうと住む世界違うし遠いじゃん、だから私でいいじゃん」
上目遣いでそう言ってくる
ああ、可愛い、やっぱこいつには敵わねえ
「お前俺のこと嫌いなんだろ?」
「嘘に決まってんじゃん、好き」
俺はフッと笑い愛おしいAを抱き寄せる
「ごめんA、いじめすぎた」
「あーもうほんとひどい」
「ごめんごめん、でも俺の気持ちわかっただろ?お前がテヒョン様の話してるときずっとそんな気持ちなんだからな」
「それに関しては超ごめん」
「だからもう俺の前でテヒョン様の話すんな、他の男の話も、お前テヒョン様の話したら覚悟しろよ?」
「うんわかった、いくらテヒョン様がかっこよくても言わない、いくらテヒョン様が好きでも言わない、いくらテヒョン様が…
「チッ、、お前、、」
するとAが笑い始めた
こいつまだ懲りてねえのか
でもこいつの笑顔見たらもうどうでもいいなってなる自分がいる
そんな笑ってるAの顔に両手を添えて
(チュッ)
唇に軽くキスをする
いきなりの出来事にAは目をまん丸にして驚いてる
俺はそんなAの髪をクシャクシャとして
「罰ゲーム」と言い微笑んだ
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かな(プロフ) - あやのんさん» 読んでいただきありがとうございます!続編でもよろしくお願いします...>_<... (2017年4月8日 22時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - みちばたさん» 読んでいただきありがとうございます...>_<...是非続編もよろしくお願いします! (2017年4月8日 22時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - 面白いです^^* 続きも楽しみにしてますね!! (2017年4月7日 12時) (レス) id: 66084f60c6 (このIDを非表示/違反報告)
みちばた(プロフ) - ほんとにこのお話すきです!更新楽しみにしてます(^^) (2017年4月7日 10時) (レス) id: 6aca6a9666 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - れもんさん» 読んでいただきありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです...>_<...更新頑張ります! (2017年4月2日 2時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かな | 作成日時:2017年3月13日 18時