意地2 ページ29
皆が居なくなったのを確認して、私は今、、
「うぅ〜〜いだぃよ〜〜痛い〜もうやだ忍やめる！やめてやるぅ〜〜！！」
一人泣いていたw
いや、まじで笑えない。
回復術もう下手に使わない方がいいな。チャクラの消費ハンパない。
こんなに痛むなら傷なんて癒してる場合じゃなかったわ。
とりあえず、、
「口寄せの術っ！」
シーン
え、まじか。チャクラ足りない？
これじゃ医療班も呼べないじゃん。やっぱりザクに正直に話して連れて帰ってもらえばよかったかも。
でもあんなに頑張ってきたザクを見ているからこそ邪魔はしたくないし、そもそもここに連れてきた自分が悪い。
この状況的に私の判断は間違ってないと思いたい。
何か、何かあるはず、、考えろ。考えるんだ。
座って木に寄りかかり、曲げた膝の上に頭をのせて目を瞑る。
グルルルルル、、、。
「はっ！なに•••。」
大きな檻に入っている九尾が、その前に立つ私を睨み、今にも食い殺されそうな光景が一瞬うつり、すぐに目を開ける。
気分が悪く、汗がとまらない。
ふと左手の甲を見ると、シューっと煙のようなものが出て傷が広がっていた。
さっき、私が自らクナイで刺した傷。
体の中に入り込んだ九尾のチャクラが私を拒絶しているのか暴れまわっているようだ。
内臓が圧迫されていくのを感じる。
「ぐっ、がはっ•••！」
やばい、このままじゃ本当に私、、ここで、、！
ザクside
第七班と別れて里に向けて出発した俺たち。
なぜだかAの様子がおかしい気がする。
あの一撃を受けたのに傷がないのを見ると”あの術”を使ったに違いねぇはずだが、、
いつもよりスピードが速い。あれを使えばチャクラをかなり消費するってペラペラ喋ってたのに、そういえば今のAは静かだ。
喋る余裕がないのか、それとも、、
ザク「なぁ、さっきお前が使ってた視神経のなんとかって術だけどよ、その時俺が何したか分かってんだろ？」
「え、あ、うん！その話は里に帰ってからだよ。」
さっきから話しかける度に里に帰ってからって、、。
なんなんだよ、、。
ザクside終
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
食人(プロフ) - うっ…フラグっぽいなとか思ってたけど本当に死んじゃうとは……ザク推しなのでめっちゃ悲しい… (2022年5月5日 2時) (
レス) @page38 id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - Lunaさん！ありがとうございます！また書き始めたのでよろしくお願いします！！ (2019年12月10日 16時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 面白すぎて一気に読みました！ナルトのトリップ系はあまりないので、ありがたいです！是非続きが読みたいです！お待ちしております！ (2019年12月1日 3時) (レス) id: 31568f04b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てた | 作成日時：2019年6月17日 16時
