【文スト】闇を知る少女参 (ページ19)

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久々にページ19

『さて、手前の相手は俺だ。早速遣ろうじゃねェか』

「せめて来るなら五大幹部の一角にして欲しかったわ
彼等みたいに直ぐに倒れられちゃ面白くないもの」

『生憎今五大幹部は忙しくてなァ?幹部代理の俺が来たッて訳だ』

女は口角を微かに上げる

「そう…なら少しは楽しめそうね」

釣られて俺も口角を上げ目を細める

『楽しませて呉れよ?久々に骨が有りそうな奴が来たからな』

「異能力________【絶対零度】」

女の体から異能独特の光が溢れ

周りの冷気が動く

「私の異能は万物を凍らせる異能。
さぁ何時まで耐えられるかしらね?」

『異能を使っちまったら面白く無さそうだ。暫く付き合って遣るよ』

女の周りに氷の塊が現れ飛来してくる

『～♪』

鼻歌を歌いながら悠長にAはそれらを避けていく

「ふふっ流石ね。まぁ此の位で遣られてしまったら面白くないわ」

次々と飛来し着地する氷の塊。段々と変化し始める

床が凍り氷柱が現れる。

万物を凍らせるッつう事はあの氷にも触れたらゲームオーバーッて事か…

こりゃ予想以上に楽しめそうだ

「「(絶対楽しんでる…)」」

『おっと……ははッ!今の中ってたら死んでたな!!』

「あら今の中ったと思ったのだけれど…残念だわ」

Aは楽しみながら避けていく

蝶が舞うように艶やかに

見る者の視線を奪う

「あら、此れも避けられるのね。なら、此れで如何?」

氷がAの周りに現れ一つの巨大な氷へと変わって行く

『!?』

Aは其の中に閉じ込められた

「流石に無理だったかしら?楽しい一時だったわ」