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寺子屋の子供達 ページ7

ある山に少年の声が響いていた。
「おい、高杉そっちに銀時はいたか?」 高いところで髪をひとつに結った黒髪の少年が紫の髪をした少年に尋ねた。
「いや、いねぇ」
この少年の名は高杉晋助で黒髪の少年の名は桂小太郎といった。
彼らはこの山で隠れんぼをしていたのだが日も暮れて来たので未だに見つからない銀時を手分けして探していた。
だがいくら探しても見つからない銀時に、高杉は大きな木にもたれて小さく舌打ちをした。
「まったくあいつは何処に隠れやがったんだ?」
「ああ、そうだな。隠れんぼは終だと叫んで探しまわっていたのだから、もうそろそろあいつの方から出て来てもいいはずなのにな」
そう桂が相槌を打った時、近くの茂みにから音がした。二人がそちらを向くと、銀髪の少年が、茂みを分けてこっちに来るのが目に入った。

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飛鳥 - コメントありがとうございます。後先考えず更新しているのでどのような小説になるかわかりませんがまたよければ読んで下さい。ついでにこの小説の原作はこのサイトに違う題名で載せておりますのでよければこちらも探して下さい。 (2012年6月30日 22時) (携帯から) (レス) id: f23fc659e4 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - すごく面白いです! (2012年6月27日 20時) (レス) id: 2c8841f3bb (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2011年10月11日 2時

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