其ノ四 ページ5
しばらく燃え盛る里を見つめていた小太郎は如月を促すと森がある方角へと逃げていった。
敵がどうやら抜け道を見つけたらしくずっと追ってきているのだった。
だが彼らの追跡は速くすぐそこまで追い付かれてしまった。
そこで小太郎は如月を先に走らせると懐から先が尖った物を取り出し如月を追いかけながら敵に向かってばら撒いた。
敵が踏んづけて時間を稼いでいる間に小太郎は如月の手を取りこの森の先にある橋に向かって逃げる。
そして橋の中間まで来た時、馬の蹄の音が聞こえてきた。小太郎は如月の手を離すと叫んだ。
「如月走れ!」
如月が走り出したのを見送ると小太郎は戻って追いついて来た適を相手に戦い始めた。そして如月が橋を渡りきったのを見届けると橋の綱を切り落とす。
その直後敵の刃が小太郎の腹部を貫いた。
腹部を刺され体勢を崩した小太郎はそのまま倒れ、そのまま深い崖へと落ちていった。
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飛鳥 - コメントありがとうございます。後先考えず更新しているのでどのような小説になるかわかりませんがまたよければ読んで下さい。ついでにこの小説の原作はこのサイトに違う題名で載せておりますのでよければこちらも探して下さい。 (2012年6月30日 22時) (携帯から) (レス) id: f23fc659e4 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - すごく面白いです! (2012年6月27日 20時) (レス) id: 2c8841f3bb (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2011年10月11日 2時