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今付き合ってる女がいるかどうかも分からない。
あいつ自分のこと話さないから。
他の3人には現状を聞けてもカズにのことは自然と避けてた。
多分、あいつら3人も、カズには聞きにくいんだと思う。
過去、同じ女を好きになった同士だから。
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もし、もし。
カズが未だにAのことを引きずっていたら…。
…いや、ないか。
ないわ。
未練がある状態で俺らの愛の巣を訪れるなんてことしないだろ。
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和也「…何、ジロジロ見てくれちゃってんの」
智「白髪生えてんなと思って」
和也「…」
鏡も見ずに自分の髪をペタペタ触る。
雅紀「カズもついに老化？！」
和也「仕事に毎日追われてたら白髪の1本2本くらい生えるわ」
生えてないけどな。
カズ自身もさほど気にすることなく、すぐに頭部のタッチをやめた。
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腹一杯になった汐音はスヤスヤ寝ながら、Aと共に帰ってきた。
カズの隣に座る。
和也「…ちゃんとしまって来なさいよ」
Aの肩付近に出ていたブラ紐を服の中に隠す。
「あ…ごめん」
智「…」
俺って小せぇ男だよな。
カズの “ただの” 親切心すらイラッとくる。
カズとAの間に無理矢理入ると、肩をバシバシ叩かれ怒られた。
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翔「そういえば…着替えた？」
「あ…うん、デニム動きにくかったから」
スエットの楽ちんスタイル。
俺も持ってる、お揃いで買ったやつ。
動きにくかったから、だって。
本当は着替えないといけない理由が出来たから、なのに。
Aも必要に応じて嘘がつけるようになった。
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潤くんが結婚するという話を聞いてテンションが上がってる。
相手の女の顔を見ては「美人」を連呼する。
和也「どこの会社の人？」
潤「一般の人」
雅紀「マジで！」
翔「よく両親許してくれたな」
潤「まあ俺が継いであっちが来てくれるから問題はないんじゃね？」
潤くんのスマホをじっと見つめるA。
「赤ちゃん絶対可愛いね…」
智「生まれたら汐音の1個下…か」
「そうなるかもね」
潤くんがパパって。
さすがに自分の子供には懐かれるだろうけど
子供に手を焼く潤くんを想像したら面白すぎた。
バカばっかりやってきたしまともな道を辿ったことなんてここ最近までなかったけど
案外、嫁の尻に敷かれそうな気がするんだよな。
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チェリー(プロフ) - 汐音ちゃんがどんな風に育つのかがとっても気になります！この作品はお山のてっぺんから見させていただいていて、他にも、ふたまたさとしなども、本当に大好きな作品です！！また、ちおさんの作品まってます！長編作、お疲れさまでございました！！ (2018年3月10日 10時) (
レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - 完結おめでとうございます！！んもーーーーー、本当に！良かった！！の一言です笑 主人公が亡くなってしまってからの智くんの気持ちが痛いほど伝わる書き方、本当に素晴らしいなと思いました！夢で良かった。本当に。 (2018年3月10日 10時) (レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
ちお(プロフ) - うぴさん» 夢でした！夢の中で得た経験を現実世界でも発揮してくれると思います(^^) (2018年3月9日 16時) (レス) id: 06dd6ecca4 (このIDを非表示/違反報告)
ちお(プロフ) - ちはるさん» ファンだなんて…嬉しいお言葉をありがとうございます！今回の更新で完結となりました。最後まで読んで頂けると幸いです。 (2018年3月9日 16時) (レス) id: 06dd6ecca4 (このIDを非表示/違反報告)
ちお(プロフ) - すりおろし梨。さん» 智くん自身、未だに現実と夢の区別がつかなくなることもあるみたいですが…、夢というオチでした(^^) (2018年3月9日 16時) (レス) id: 06dd6ecca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2017年12月30日 17時
