【短編集】賑やかな彼らと。2

ハニトラ我慢選手権3 ページ3

虫眼鏡side

さて一番手はこの企画の発案者である我らがリーダーのてつやさんですね。恐らくですが彼が1番Aへの愛が重た(((ん゛んっ、

最初の十数分は楽しそうに談笑しておりますね、Aも特に仕掛けている様子はありませんね


おおっとここでてつや選手大失言！！これは痛い、



｢てっちゃんほんとに耳と首弱過ぎない？｣ﾂﾂｰ

て｢ぁ、ちょ、ほんとに待って、おねが、ごめんって、だから１回どいて、｣

｢我慢するんじゃないの？発案者なんやからしっかりしりん！｣

て｢…っ、ちょっとほんとにまじで｣



先程の失言のせいか、攻められまくってますね、
Aのテクが凄いのか、てつやが弱すぎるのか。分かりませんが、てつや選手へのダメージは大きそうです。


そんな中で一切手を止めず攻め続けるAは相当なドSさんですね、うちのいじめっ子担当も驚きです。


あれ？てつや選手目をつぶっていますね、他のことを考えて意識をそらす作戦なのでしょうか。



｢…てーっちゃん？なんで目つむってんの？｣

て｢あ、いやその、｣


あ、ばれましたねw


「てつや、ちゃんとこっち見て」

て｢ぁ…うぅ、｣



いやぁ、いい作戦だと思ったんですけど阻止されましたねぇ、さすがAさんです。


そしてAはさらりとてつや呼びしましたね、さすが、てつや選手の扱いに慣れています。



てゆーか、これ見てるこっちが恥ずかしいですね。

あと二人分もこれをやる僕の身にもなって欲しいですね。


り｢思ったよりてつや早かったなぁ｣

と｢Aやばくね｣

り｢何としくん、もう興奮しちゃってるの？｣

と｢違ぇわあほ｣


外野も盛り上がって来ましたね


りょうくんはいつもと変わらずりょうスマイルを崩しません。ところがとしみつ、は…否定しながらも顔は緩みきってますね。



｢てーっちゃん、あと5分ないよ、ファイト♡｣

て｢くっそがぁぁ｣



さぁあと数分ですてつや選手。Aのハニートラップから逃げ切れるのでしょうか！



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