ドウシテコウナッタ ページ8
手を合わせていただきます、をしてから
サンドイッチに手を伸ばす。
…食事中
『ねぇ、
そんな見られてると食べにくいんだけど』
真吾「俺、涼宮さんの食べてる姿
好きなんですよね〜」
『真吾くん、もしかしてまだ酔ってる?
てか、なにそれ、
私が食いしん坊って言ってるでしょ?』
真吾「涼宮さん、
どんなに安いものでも
すごい美味しそうに食べるじゃないですか」
『だって、事実、美味しいし』
真吾「こんないいお顔を見れると
こっちも幸せな気分になるんです」
『ふふ、
なんかよくわからないけどありがと。
はぁ〜、至福の時だ〜。』
大好きなチーズケーキを食べ終えて
手を合わせてごちそうさまを伝えると
真吾くんが突然近づいてきて、
え、何その表情。
そう思ってたら
スッと唇の端にキスをされて。
真吾「こちらこそごちそうさまでした」
ヘラっと笑う真吾くんに
私は咄嗟に真吾くんの頬を叩いた。
『いきなり何するの!!』
真吾「…俺、涼宮さんのことが
入社した時からずっと好きで…」
『え…何突然』
真吾「突然でもないっていうか…
今までも結構、涼宮さんに
アピールしてきたんですけど、
全然気づいてないっぽかったから」
『…ごめん。それは気づかなかった。
けど、どちらにしろ、
真吾くんのこと
そういう目で見れないっていうか、
私は恋愛しないって決めてるから』
真吾「え?
恋愛しないってどういう意味ですか」
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こちいこ(プロフ) - みはるさん» みはる様、コメントありがとうございます!需要ないと思いながら書き始めたので嬉しいです。なるべく更新止めないように頑張ります! (2021年8月7日 16時) (レス) id: a9b3fdfb3a (このIDを非表示/違反報告)
みはる - 初めまして。このお話面白いです!続き楽しみにしてます!更新頑張ってください。 (2021年8月7日 14時) (レス) id: 5d16bd346f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こちいこ | 作成日時:2021年7月25日 20時