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25羽 ページ25

薄暗い中でもわかるグロテスクさに
私は足が震えて尻もちをついちゃって。



…ちょっと!ほら立って!私の足!!!
焦る気持ちと恐怖で涙目になる。


すると、
「「「どうしたぁ!!!」」」


この声、バレー部の皆さんだ。

バタバタと走ってくる音がして、



夕「A!!どこだー!?」



『夕…!渡り廊下のとこ…!』


すると、
夕や日向くん、影山くんが
すごい勢いで走ってきてくれた。


夕「A、どうした?足ひねったのか!?」


夕が私の前にしゃがみ込んだ。


『あ、あれ!!』



日向「うおおああっっ!!!蛇だ!!」



影山「うわっっ!!!気持ちわりっっっ!!」


私が悲鳴あげたせいで、
バレー部とバスケ部のみんなが
集まっちゃって、恥ずかしくなった。



普通、先生の仕事じゃんって思ったけど、
ブツは旭先輩がトイレのトングで
どこかに持ってってくれた。
(そのあとどうしたかは聞かないけど)



夕「A、ほら、もう大丈夫だ!
立てよ」


『…//////あ、うん。
…腰が抜けちゃって…立てなくて』



夕「マジか!ほらじゃあ、乗れ!
俺が連れてってやる!
どこ行くつもりだったんだ?」


バスケ部のメンバーにも
バレー部のメンバーにも
冷やかされてガヤガヤ言われて
すごい恥ずかしかった。


『夕、ごめんね。私のせいで…
来てくれてありがとう』


夕「ヒーローっつーのは、
ピンチの時に駆けつけるもんなんだぜ!」



『自分でヒーローって言っちゃうの?』



夕「おい、
さっきの涙目のA、
すげー可愛かったのに、
そういうこと言うなら落とすぞ!」



『え!や、ごめんなさい!』



夕「…な訳ねーだろ!
ちゃんと捕まってろよ」



『夕遠征で帰ってきて疲れてるのに
迷惑かけてごめんね?重いよね』



夕「ばーか。
Aなんて軽すぎて余裕だっつの。
変な心配すんな」



『…ありがと。
夕と会ってパワー貰ったから
もうここで大丈夫。
気を付けて帰ってね!』



夕「ほんとに大丈夫か?
まだ怖かったら、
俺、学校泊まってやろうか?」



『夕、なに言ってんの?
もう大丈夫だよ。
先生もみんなもいるし、ありがと。
夕はゆっくり休んでね』



夕「平気ならいーけど。
なんかあったら連絡しろよっ!」



『心配しすぎ!あ、…待って。
私、夕の連絡先知らないよ?』

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設定タグ:ハイキュー , HQ , 西谷夕   
作品ジャンル:恋愛
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こちいこ(プロフ) - 麗さん» 麗様、閲覧及びご指摘大変感謝いたします。及川さんのお名前変換ミスについてはごめんなさい。気づいたところは修正いたしました。また気が向いたら続きを読んでいただけたら光栄です。 (2020年9月26日 23時) (レス) id: a9b3fdfb3a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 所々名字が変換されてたりされてなかったりしてます。 及川さんの名前漢字が違います。 (2020年9月26日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こちいこ | 作成日時:2020年9月23日 22時

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