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『只今、戻りました。そよ姫』





展望台に戻ったAは、そよ姫にたこ焼きを渡す。






そよ「わ!!!ありがとうございます!」






Aからたこ焼きを受け取ると、
早速、たこ焼きを口に含んだ。







そよ「うん〜!やっはり美味しいですね!」








そんな中、大きな音と共に夜空に大輪の花が咲いた。








将軍「やはり花火は良いな」

『…ふふっ。毎年見ているではありませんか』

将軍「同じ様で違う…お前と見ると格別に綺麗だな」

『…そうですか。それならずっとお供致しますよ』







Aがニコッと笑った瞬間、
大きな爆発音と共に煙幕が会場に漂う。
何らかの事故とは思えぬ程、辺りを黒い煙が覆い尽くした。

Aは瞬時に異常事態だと察知すると、
素早く、将軍達を避難させる。








『茂茂様、そよ姫。此方へ』








予め用意された避難場所に誘導する。

幸い、この経路の事は知られてはおらず、
スムーズに避難する事が出来た。








『このままお城までお連れ致しますね』








避難場所に用意された黒い車に将軍とそよ姫を乗せる。








そよ「Aさん!車の運転、出来るのですか!?」

『えぇ、勿論。
これも私の仕事のうちですから』










Aが微笑むと、
シートベルトを付けるように注意を促す。








将軍「すまない。
折角の祭りが台無しになってしまった」

『茂茂様が気を病む事はありませんよ』








車を動かし、ルームミラー越しで将軍を見る。
自分が祭りを見に来なければと、考え込んでいる様だ。








『茂茂様が“将軍”である限り仕方ない事ですから。
それに、誰も貴方様の事は恨んでおりませんよ。

貴方は、立派な将軍なのですから』

そよ「えぇ!そうですよ!兄上様!!
…また来年も来ましょう!」

将軍「そよ…」

『えぇ、また三人で行きましょう』

将軍「…あぁ、そうだな。また行こう」











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mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにしています! (11月26日 15時) (レス) @page16 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - すごい、好きです!!!東雲ちゃん、可愛いし、えへへへへって感じです。イラストめっちゃ綺麗で凄かったです!!!! (10月25日 14時) (レス) @page16 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天天 | 作成日時:2023年10月12日 22時

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