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土方「本来ならテメェら全員、
叩き斬ってやるとこだが、生憎テメェらの相手をしてやれる程、
今ァ、俺達も暇じゃねーんだ。消えろや」

銀時「あー幽霊?恐くてもう何も手につかねーってか?」

神楽「可哀想ーアルな。
トイレ、一緒に着いて行ってあげようか?」

近藤「武士を愚弄するかァァァ!!??
トイレの前までお願いします!チャイナさん!!!」

土方「お願いすんのかィィ!!?」






近藤が神楽を連れてトイレへと向かう。






土方「おいィ!!!
あんたそれでいいのか!?あんたの人生それでいいのか!???

…チッ。
テメェら頼むからこの事は他言しねーでくれ。頭下げっから。
あんたも見なかった事にしてくれ」

『…えぇ、分かりました』

新八「なんか相当大変みたいですね…大丈夫なんですか?」

土方「情けねーよ。
まさか幽霊騒ぎ如きで隊がここまで乱れちまうたァ。

相手に実体があるなら刀で何とでもするが、
無しときちゃァ、こっちもどう出ればいいのか皆目見当もつかねェ」

銀時「え?何?お宅幽霊なんて信じてるの???
痛い痛い痛い痛い!!痛いよ〜お母さ〜ん!!!!
ここに頭、怪我した人が居るよ〜!」

土方「お前、いつか殺してやるからな」





額に血筋を浮かべながら、銀時を睨む。






『…幽霊…ですか』

銀時「え?何?Aちゃん怖い感じ??
銀さん一緒に寝てあげようか???」

沖田「旦那ァ。何、サラッとセクハラしてるんでさァ
この人、俺達の上司でさァ。お偉いさんですぜ?」

『…見た事が無いので何とも言えませんね』







Aがふふっと笑うと土方が溜め息を吐く。
それと同時に近藤の悲鳴が聞こえた。
















近藤「う…あ…赤い着物の女が。う…う…来る!!
こっちに来るよ」

沖田「近藤さ〜〜ん。しっかりしてくだせェ」

銀時「…これはアレだ。
昔、泣かした女の幻覚でも見てんだろ」

土方「近藤さんは女に泣かされても、泣かした事はねェ」

銀時「じゃアレだ。
オメェが昔泣かした女が嫌がらせしに来てんだ」

土方「そんなタチの悪い女を相手にした覚えはねェ」

『…何かお手伝いする事はあります?』

土方「…いや。無ェよ」

『分かりました。
日が暮れてしまったので、私もそろそろお邪魔しますね』

銀時「そうそう。
こんなアホらしい事、付き合ってられねーよ。
テメェら帰るぞ〜」

『…あの?』






Aの手をギュッと握る銀時。

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mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにしています! (11月26日 15時) (レス) @page16 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - すごい、好きです!!!東雲ちゃん、可愛いし、えへへへへって感じです。イラストめっちゃ綺麗で凄かったです!!!! (10月25日 14時) (レス) @page16 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天天 | 作成日時:2023年10月12日 22時

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