第43話 フェリドside ページ4
自分でも、驚きだった。
こんなに戦闘が楽しいなんて、久しぶり。
彼女が強いから、だろうか？
_________それだけじゃ、ない。
だって、僕とタメを張るクローリー君と闘ったって、こんなに楽しくはなかった。
剣を交え、跳ね返す時。
ありえないほど整った彼女の息の内に、笑みが見える。
そうか。
彼女も、愉しいからだ。
僕の腕を、金色の尾が音を立てて掠める。
僕はその尾を掴み、自分の方へ引き寄せる。
彼女はその勢いで中を舞い上がり、くるくるとに回転して尾をつかむ右腕を蹴る。
ああ、どうしよう、本当に楽しい。
どうやら僕は、余程の戦闘狂らしい。
貴)強いわね。流石は七位始祖。
フ)そっちこそ。その力、僕の血で最強にしてあげるよ？
不敵な笑みを漏らす彼女に、僕も応える。
貴)生憎だけど、吸血鬼に興味は無いわ。
フ)じゃあ僕たちの脅威になる前に、消すしかないね。
貴)貴方が？
フ)もう、手加減はしないよ。切り札も何もかもさらけ出して闘り合おうよ。
クスリ、と彼女は笑う。
フ)最期くらい精一杯楽しんでも、罰は当たらないんじゃない?
剣よ、血を吸え。
心の中でそう呟くと、茨が僕の手を縛る。
そう、もっと締め付けるんだ。
何があっても、この剣を離さないように。
何があっても、最後まで楽しめるように。
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月光ノ宮(プロフ) - あるふぉーとさん» ダメだろ！もうちょっとなんとかならなかったのか…。 (2016年8月8日 6時) (
レス) id: 9bfd05ab93 (このIDを非表示/違反報告)
あるふぉーと(プロフ) - 土方と銀さん身長差１１�僂世茵� (2016年8月6日 11時) (レス) id: 26e6a10b4e (このIDを非表示/違反報告)
月光ノ宮(プロフ) - あるふぉーとさん» 見てきた！新八が業かよ、、、。 (2016年8月6日 8時) (レス) id: 9bfd05ab93 (このIDを非表示/違反報告)
あるふぉーと(プロフ) - 昨日の朝ニュースでやってたらしい。ネットに出てるよ。 (2016年8月5日 11時) (レス) id: 26e6a10b4e (このIDを非表示/違反報告)
月光ノ宮(プロフ) - あるふぉーとさん» まじかっ！！え、ジャンプ載ってなくね！？ (2016年8月5日 8時) (レス) id: 91c3776f29 (このIDを非表示/違反報告)
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