無事、和解！ ページ26
牙狼族の皆が仲間になって、夜が明けた。
太陽の下で皆を見ると………うん、大分多くなったなぁ。
牙狼族の族長さんなんだけど、ずっと私の側にいてくれてる。
あとね、仲間になって、ずっと念話を繰り返してもらっていたら、私も思念伝達を獲得することが出来た！
リムルにも何度も思念を繋げて、ちょっと苦労したけど獲得することが出来たみたいだった。
そして、回りを見渡すとわかる、牙狼族やゴブリンで埋め尽くされている村。
「大分野性味のある大所帯になったな……」
『そうだね。でも私は賑やかなの好きだよ？』
リムルは考え込むようにうーん、と唸ったあと、広場に皆を集めた。
(これから村の整備とかをしていきたいんだよ)
〔え？うん、それがどうしたの？〕
(いや、そう言えばこいつら名前あったっけー……って思ってさ)
〔いや、なかったと思うよ？魔物は普通名前を持たないと思うし……〕
(そっか………だが、俺達が呼ぶのに不便だよな……よし！決めた！)
「突然で悪いが、お前たち全員に名前を付けようと思うが、良いか？」
リムルがそう言うと、牙狼族もゴブリン達もざわめいてリムルを熱い視線で見だした。
な、なんなの？この眼差し。向けられてない私もちょっと変な感じするんだけど……。
「よ、よろしいのですか？」
村長が弱々しくそう聞いて、リムルがそれに頷くと、皆が完成をあげた。
村長でさえ喜びを全身を使って表してる。腕をブンブン振ってるけど大丈夫だよね！？
(我が一族よ！我から一つ言いたいことがある！)
皆が喜んでいる中、族長の狼さんが私の横で思念を放った。
どうしたんだろう？
(我は牙狼族の長の座を息子に譲る！)
……………え？
ど、どう言うこと？あんなに頂点に固執していた狼さんが！？どうしたの！？
(どうされたのですかオヤジ殿！？)
頭に星のマークがある狼さんが出てきた。
あの子が息子なんだ。可愛い………。
(何。引退時だと思っただけの事だ。我よりもお前の方が群れを上手く纏められるだろうと、そう思っただけだ)
見渡すと、牙狼族の皆さん唖然としていらっしゃいます。
そりゃ、そうだよね………。
(………分かりました。オヤジ殿。オヤジ殿の期待通りに群れを纏めて見せましょう！)
(期待しているぞ)
目の前で輝く親子の絆。
なんか……良いなぁ。こういうの。
「もういいか？じゃあ順番に並んでくれ！」
そして、唐突だった牙狼族の族長代わりが終わって、名付けが始まった。
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虚白 - オ モ シ ロ イ‼️ (2022年2月11日 17時) (
レス) @page3 id: 66fd9d0c2f (このIDを非表示/違反報告)
黒（noir） - 飛鳥さん» ありがとぉ！嬉しいです！これからも頑張って書きます！(^o^ゞ (2019年5月12日 20時) (レス) id: db96c10a8f (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - とても読みやすく面白いです！ これからも頑張ってください！(*^ω^*) (2019年5月12日 17時) (レス) id: 6873657524 (このIDを非表示/違反報告)
黒（noir） - トド丸さん» うわぁぁぁぁ！ありがとうございますぅっ！多少ばらつきがありますけど更新頑張りまぁぁぁっす！!щ(゜▽゜щ) (2019年5月12日 16時) (レス) id: db96c10a8f (このIDを非表示/違反報告)
トド丸 - やべぇ、こりゃ天才だぜ。文章書くの上手いですし、続き楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2019年5月12日 16時) (レス) id: 4ca7dc8e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒（noir） x他2人 | 作成日時：2019年5月9日 19時
