高難易度鬼畜ヤンデレ乙女ゲー【d!】【ntjo組】 (ページ8)

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次はクロノアの所にでも行こうかな、なんて思っていたら
後ろから声をかけられた。

「おはよう、Aさん。」

「あらおはよう。うふふ。」

今から挨拶しようかなと思っていクロノアがひょっこり顔を出す。

▽クロノア ♡100

好感度100かあ…なかなかに高い数字だと思う。

私、頑張ったなあ…クロノアの好みとか色々探ってみたかいがある。

ただ気になるのは…

なんで毎回私の後ろから声をかけるのか、ということだけ

まあどうでもいいか。最後はトラゾーの所だ。行こう。

……なんか、とっても血生臭い………。

現在使用人棟のある一室の前。この前使用人棟を歩いていたらトラゾーがここにいたからなんとなくここかなと思って来てみた。

ただ、嗅ぎ慣れない血の匂いが染み付いている。

怖いけど扉を開けてみる。

そこには、ちゃんとトラゾーがいた。

血なんてどこにもついていなかった。私の思い違いだったのかもしれない。

「えっと…トラゾー、おはよう。」

「おはようございますAさん。…なぜここに？」

「と、トラゾーに挨拶したくて…」

やばい思い違いなんかじゃないかも。トラゾーの顔は見えないけどとんでもなく重いナニカがある！！

「……ありがとうございます。でもここの部屋にはもう入らないでくださいね。ちょっと…汚れてるので。」

「え、ええ…」

あ、そうだ。旦那様がAさんをお呼びでしたよ。
という伝言を預かったので、お礼を伝えてその場を去る。

お父様の書斎に向かいながら、私は1人悶々と考えていた

あのトラゾーのオーラ、尋常じゃなかった。
息が詰まる様で、苦しくて…一緒に勉強していた私でも
経験したことないような重苦しいナニカ。

それに、最近私の近くにいた使用人が不自然に消えている。

逃げ出したにしては荷物がたくさん残っているし、誰かが
間引きをしているのではという噂があるくらいだ。

あの4人は大丈夫かな、と心配に思っていたのだが…。

考えたくもないが、もしかして、トラゾーが………

いや、違うよね。きっと、必死になって逃げたとか、そういうのだよね。

そう自分に言い聞かせながら、書斎の扉の前に立った。

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ヤンデレ誕生おめでとうございます！

クロノアさんはストーカー型、トラゾーさんは他者排除型です！

ストーカー型って、監視型とは違った良さがありますよね。