【ｄ！】てのひらてんし

てんしがじゅうににん ページ14

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鬱くん…もとい大先生がみんなのもとへ行くのを見届けて、未だに眠り続けている茶髪の子を起こしに行く。茶髪、ずっと寝てる…てことは、超ロングスリーパーのショッピくんか！プロフカード見た時『超ロングスリーパーとは？？？？』ってなったけどこういうことね、はいはい。



『しょっぴく〜ん、起きてくださ〜い』



そう言いながら彼のマシュマロほっぺをツンツンする。しかし、その攻撃が効いている様子はない。



くっ、コイツはかなりの強者…！！



なかなか起きてくれないショッピくんに悪戦苦闘しつつ、なんとか起こそうと奮闘していると奇跡的にショッピくんが起きてくれた。(奇跡的に、ね。別に小説の力使ったわけじゃないからね。)



shp「ん、ぅ…」


『！？？？！？？？、？？！！！？』



起きてくれた嬉しさと可愛さの二重攻撃にHPをほぼ持っていかれる。

寝起きだからかとろんと蕩けた目は綺麗なアメジスト色で、ずっと眺めていても飽きない気がする。肌は雪のように真っ白で、茶色の癖っ毛が猫を彷彿とさせた。

ぶっ倒れそうになるのを必死に堪え、とりあえずこの天使をなでなでしたいという欲望に素直に従ってそっと指を頭の上に乗せる。そのまま優しく撫でれば、彼は気持ちよさそうに目を細めた。



く そ か わ



あまりの可愛さに身悶えながら頭を撫でていると、後ろから「う〜〜！！」とか「…ええな、」とか聞こえてくる。パッと振り向けばむ〜〜、と頬を膨らませたちびっこ達の姿が。え、羨ましさで嫉妬してんの？やめて！Aのライフはもうゼロよ！可愛さの暴力！君たちかわいいね(尊死)



嫉妬してくれたちびっこ達の可愛さにデレデレとした笑みを浮かべてショッピくんの頭を撫でくり回していると、急にふわふわな感覚が消えた。



何事！？まさかぶっ倒れた！？！？


驚きと焦りを感じながらショッピくんの方を見ると、



shp「すぅ…すぅ…」


『オ゛ォン(吐血)』



天使の寝顔でショッピくんが寝ていた。心地よ過ぎたのかもしれない。かわいすぎてニャ〇ちゅう顔負けのガラガラボイス出ちまったよ。







そのあと頑張ってまた起こしました。

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