【ｄ！】てのひらてんし

てんしがにじゅうさんにん ページ25

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『うーん……結婚かぁ…………』


zm「おかーさんとけっこんする！！！！」



天使たちからの突然の求婚に困る私、Aです。やめて！！私のために争わないで！！！()


てか何結婚しようって？？やめて？？？君ら全員イケメンだからそういうの言われると本気で考えちゃうんだけど(は？)


今のこの子たちはまだちびっこだけど将来的には高身長イケメンになること間違いなしだ。乙女ゲーで言うところの逆ハーエンドだ。私だったら喜んで受け入れる。だってイケメンと結婚したいんだもん(欲望丸出し)


しかし、私は今この子たちの母親という立場。結婚なんて出来ない。クソっ!!!おかーさんポジやめといてベビーシッターってことにすればよかった!!!



『残念だけど、私は君たちとは結婚出来ないかなぁ……』



欲望を必死に抑えて断っておく。本当は結婚でもなんでもしてやりたい。だが無理なのだ。立場的に。悔しい。本当に。ほんとにあの時の自分カス。おかーさん呼びは嬉しいけどこんなことになるならやらなきゃよかったわ!!!


おかーさんポジを肯定して受け入れたあの時の自分を叩きのめしたい衝動に駆られて心の中で荒ぶっていると、ひとりの天使が私の指をきゅっと掴んだ。



rbr「な、なんでなん……？Aおねーさんは、おれらのこと、きらいなん……？？」


『ｵｯｯﾌ(吐血)』



涙目と涙声で桃色の天使にそう言われ、思わず吐血してしまった。(パワーワード)


続いて他の天使たちも寄ってきてグズりながら私に訴える。



sha「いややぁ……きらいにならんといてぇ…」


ut「ごめんなさ、むりなこといったの、あやまる……」


kn「やらぁ……！Aおねーさん、きらいにならんで……！！」


tn「おれがわるかった、から……ごめんなさい………」


zm「おれらのことみすてないで、どっかいかんといてぇ……！」



『ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ?!?!?!やめて!!!!!!嫌いじゃないから!!!!!!!!それ以上私のライフを削らないで!!!!!!!!』



私にぴったりとくっつき離れない天使たち。何人かは涙目を超えて泣いてしまっている。


それによってキャパオーバーを引き起こした私。かわいさのあまり悶える。ライフをゴリゴリに削られ死にかける。


マジでこの子たちには自分のかわいさをさっさと自覚して欲しい。本当に人が死ぬレベル。無差別殺人になる。まあでもかわいいからOK＾＾(脳内お花畑)


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どうも〜突然の浮上です

喜んで貰えたら幸いです＾＾

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