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一緒に ページ7

同時に危機を察した親父が
大声で指示を出す


「俺たちの目的は果たした!

だが同盟相手の麦わらたちの
奪われた悪魔の実が
まだ取り返せてねぇ!!

ここで会ったのも何かの縁だ

俺は麦わらたちと共に戦う!!

ついてくる奴は勝手についてこい!!」


親父は片腕を上げてそう言った
するとみんなは、うおおお、と
雄たけびを上げて親父の後ろに
各々の武器を構えて、戦う姿勢をとった



「水臭いぜ親父・・・
どこまでとアンタについていくと
船に乗った時から決めてらァ!!」


「エースの弟・・・麦わらたちに
力を貸してやろうじゃねぇか!!」


私もみんなの気迫に押されて
ぐっと立つ足に力を入れる
しかし親父は私のほうを見てから
視線を真っすぐに戻して
私には目を合わせずに言った


「A、お前はマルコと一緒に
敵がいない場所にいろ」


そう言われてから
驚かず、逆に冷静に言い返した


「・・・言われると思った・・・
親父お願い、私も戦わせてください」


私が親父にそう言い返したら
親父はすごく嫌そうな顔をした


「てめぇは戦えねぇだろ
・・・頼むA・・・・
もう、さっきのような思いは・・
俺たちにさせないでくれ・・!!」


さっきみたいな思いを
私が背負わないとでも思ってるの?
ぐっと唇を噛みしめて言った


「そんなの、私も一緒・・っ・・
誰かがいなくなるのはもう見たくない!

それに、あの黒い闇を纏った男の子は
私の・・・私の為に、命をくれた・・!!

今度は私が助けたい!!」


そんな中、黙っていたマルコさんの
口が開いた


「親父・・・俺もAに賛成だよぃ」


「マルコ・・・」


親父の視線がマルコさんに向くと
マルコさんはふっと笑って
私を引き寄せてから言った


「・・・それに・・
家族は、一緒にいないとな」


親父は少しだけ目を開いて
にっと笑って返事をした


「そうだな・・・・
だがA、マルコから離れるなよ」


「はい!!」


親父が再び掛け声をかけて
私たちはあの黒い闇の中心に向かった



______________



赤犬によって倒されたと思った
あの悪魔の実狩りの男が
黒い女の影を携えて
虚ろな目でこちらをじっと見た
いや違う、ルフィを見てる
嫌な予感がした、それはみんな一緒で
ゾロが一番先に斬りかかる


「仲間の実を返してもらう!!」


「ゾロ・・・!!」


男は抵抗することなく
虚ろに立ったままだった
しかし、瞬間に・・・

後ろの女が手を伸ばして
ゾロを黒い大きな手で掴んだ

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設定タグ:海軍 , マルコ , 白ひげ海賊団   
作品ジャンル:アニメ
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弱音ハクはオレの嫁(プロフ) - 大団円のラストに感動しました!最高の作品を生み出して下さりありがとうございます!! (2021年3月21日 5時) (レス) id: ccc8b6f347 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく面白いです!続きが凄く気になります。続きを楽しみにしています((o(´▽`)o))ワクワク (2020年4月3日 16時) (レス) id: 4b272e00cb (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥好き - お話面白いかったです!続き待ってます!(*´∀`) (2020年2月9日 7時) (レス) id: c77edd7d0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロモォコ | 作成日時:2019年12月11日 22時

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