46話 ページ46
.
「とは言ったものの…俺は何も覚えとらん。顔が似てるくらいしか情報無い。」
ロボロ「…俺ｪ、オトンの顔知っとるかも。」
「ホンマ！？」
ロボロ「ホンマにホンマ！！どこでやったんか忘れてしもたけどどっかで俺とAにめっちゃ似とる人の絵画あったんよ。」
「その手があった。」
トリス「…残念だけどレイラの自画像はもう無いよ。」
「誰に？」
トリス「…この国を、レイラを守ってたやつらに。」
この国と父親を守ってたやつら？
後ろ盾の事か…？
トリス「今はどうしてるか知らないけどレイラの事めちゃくちゃ慕ってたから返してはくれないだろうね。」
ロボロ「ん？どうしてるか知らんって後ろ盾の事やないんです？」
「俺もそれ思った。」
トリス「ん？後ろ盾は僕の護衛であってレイラの護衛じゃないよ。レイラの護衛は他にいたから。」
「会う事は？」
トリス「さっきも言った通りレイラが死んでから超警戒されてて会う事どころか情報すら回ってこない。」
穏便に済ませたいが無理やな…。
後ろ盾を使ってでも情報は回ってこない。
無理だな。
ロボロ「そっかぁ……じゃあもうちょっと頑張ってみる。」
トリス「Aはあるからいいけどロボロ君にはこれあげるよ。君ら2人を守ってくれる後ろ盾のインカム…インカム越しだったら話しても構わないよ。」
ロボロ「ありがとお…」
トリス「ん"ｯ…」
「俺のロボロなんだけど？？？勝手に興奮すんなクソ野郎。」
トリス「だってレイラにそっくりなんだもん…。」
「お前が恩人じゃなかったら今すぐにでも喉掻っ切ってやったのに。」
トリス「ぴゃあぁぁっ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 294人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：乾
| 作成日時：2020年9月30日 19時
