39話 ページ39
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コネシマ「何やロボロ…気持ち悪いぞ。」
鬱「頬染めとんでこのオスぅ〜！」
ロボロ「染めへん訳ないやんんん…あんなAめっちゃかっこええんよ…？ちょっと無理やねん。」
めっちゃカッコええ。
わしのお兄ちゃんめっちゃカッコええんや…。
照れ隠しで逃げてきてもたけどホンマにかっこよ過ぎてあのままめっちゃ照れとった。
ゾム「ホンマにAってカッコええよな、分かる分かる。」
ロボロ「残念やけどゾム…Aは俺の事めっちゃ好きやで。ごめんなぁ。」
ゾム「は？お前の好きは家族愛やろ。Aの愛とはちゃうやん！俺はAの事大好きやねんで！お前の愛とは全然ちゃう！！」
ロボロ「…ちゃう事ない。俺のAへの好きは家族の限界を超えとる…。ホンマはこんな事言うの世間的にあかんと思う、でもAに押されてやっと分かったわ。俺な、A兄の事めっちゃ好きやで。」
もちろん1人の男として。
ゾム「っ…で、でも、双子でそんなんあかんやろ…！？」
ロボロ「あかんね。でもそれを言うたらAも俺の事好きやからゾムはAを否定する事になるんやで。」
正直に言うとゾムとAが俺の好きとAの好きが違う事を言ってくれなかったらこんなの分からんかった。
いないはずの親からの愛のような物やと…
思ってたから。
ロボロ「ま、待って、ちょお待ってな…。あれ？何で…え、ま、は？」
チーノ「何騒いどんお前ら。」
ショッピ「何してんすか。」
今まで違和感なかった。
確かにいない。
俺ら双子には親がいない。
じゃああの薄紫色のピアスは誰から貰った？
孤児？だったけど、
施設で過ごした記憶は一切ない。
いつから2人で過ごし始めてそれが自然となった？
ロボロ「…お、俺………」
俺らの親はどこ行ったん？
いつから二人暮し始めたんや？
まだ子供やった俺らはどうやって暮らしてけたん？
薄紫色のピアスは誰から貰ったん？
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作者名：乾
| 作成日時：2020年9月30日 19時
