天の声【男主】 (ページ31)

今日:10 hit、昨日:6 hit、合計:159,045 hit

31話ページ31

.

「…ｯ」

どこ………

いや、我々だ国治療室か？

「…生きてる。」

ロボロ「Aっ！？」

「ロボロ…？頬に怪我………可哀想に。」

手を出そうにも出せないもどかしさ。
手の方に目線を逸らすと包帯ぐるぐる巻きの身体と腕。

ロボロ「俺の事守って倒れとったんやで。目ェ覚めた時には王様がそばにおってな……J国に国移動出来たんよ。」

「…は？全部終わった？」

ロボロ「…Aの代わりに我々だ国指揮官として、〇〇国の兵達に指揮したってって言われてな。」

ロボロが俺の代わりを…。

えぇ…めっちゃ見たかったな。

「…ありがとう。」

ロボロ「ううん…やっぱり完璧な指揮出来へんかったから兵達に慰められてもたわ…！」

「国移動が出来るくらいの指揮は本当に凄いよ。俺の合図とか分かんないだろうし…。」

兵との衝突もありそうだし。

ロボロ「めっちゃ優しかったわぁ～。」

あぁ～可愛いなこの野郎。
布越しでもよく分かる可愛さ。

ロボロ「今な…王様とグルッペン達でJ国基〇〇国の国民らに躾……みたいな事してるわ。」

「あぁー…国民全員正座させて圧かけながら話すやつやろ？あれ毎回やっとるよ。」

ロボロ「…やっぱAの方言ホンマに心地えぇわ！めっちゃ好き！」

「…ロボロの好きと俺の好き、違うのちゃんと分かってる？理解出来てる？俺の好きで考えられないならちゃんと言って。」

ロボロ「っ…い、嫌やないんやけど……」

嫌じゃなかったら言葉詰まらないんだけどなぁ。

ロボロ「う、嬉し、かったし…恥ずかしかったんよ…。言われ慣れてないから恥ずかしくてあんま分からんｯ…。」

「ｯｯｯ」

可愛いー！！！！！
神ありがとー！！！！！
こんな可愛い弟そばにおいてくれてマジ感謝ー！！！

「じゃあこれからいっぱい言うから慣れた頃にもっかい返事ちょうだい？」

ロボロ「う、んっ。」

ひぃー！！！
マジ可愛い。

超可愛い。

照れてるよぉぉぉ…ゔｯ。