天の声【男主】 (ページ18)

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18話ページ18

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「失礼致します。ただいま戻りました。」

トリス「あ！Aいいところに……さきほど各同盟国にいる兵達と全体通信が出来る準備が整ったって連絡入ってたんだ。今からやろうと思ってる。」

「畏まりました。念の為ですがグルッペン様とトントン様にはお顔が映らないようお願い申し上げます。まだ同盟関係ではございませんので容赦なく殺されてしまいますから。」

あの後ろ盾集団のように。
我々だ国など脆いもの、
後ろ盾だけで半数が死ぬだろう。

ロボロの為にも…生きていてもらわないと困るからな。

グルッペン「了解した！」

「では繋げますね王。」

箱から取り出していた小さなモニターをトリスの方に向け機械音と共に我らの兵達の声が聞こえてくる。

兵『〇〇国、国王トリス様に敬礼！！』

トリス「今はそれいらないから戦場報告とJ国の近状報告をしてくれ。」

兵『承知致しました！現在各同盟国を完全制覇完了し、各々〇〇国に帰還しようとしていた所でございます！でしたのであと1時間ほどしましたら全軍、J国で合流するでしょう！』

トリス「分かった。それじゃあJ国の城に住む者と反撃する者のみを攻撃、降参するならば牢にでもぶち込んでおけ。あとの報告は全てAに報告するように。僕からは以上だ。」

「はい、〇〇国指揮官Aがこの後を仕切らせてもらいます。J国の近状報告通知を見る限りこちらには気付いていないもよう。警戒を怠らないレベルで奇襲するように。」

『『『承知致しましたA様！！』』』