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193話 ページ18




本当は5人で夕食を持って行く予定だった。

一緒に行ったらもしかしたら1人でも記憶を取り戻すんじゃないかって・・・・・・
皆だってそのことでよく悩んでいたからな。


でも、三郎が突然言ったんだ。


三郎「・・・・・・彼奴が今回の火事の騒動の犯人だから部屋から出るのを禁じられてるんだろ?
それなのに何故私たちが夕食を持って行かねばならないんだ・・・!?」


そうか・・・皆には記憶がない。
だからAとの絆も・・・忘れてる。信じられないんじゃなくて信じないだけなんだよな。

でも俺だって男だ。否定ぐらいする。



八左ヱ門「待てよ、今回の件はAは何も悪くないんだ。
ただ学園長の思い付きで・・・!」

雷蔵「学園長の思い付きなんだったらなおさらじゃないか」


あっ、そうか。学園長の思い付きが迷惑なことばかりってのも忘れてるのか。


八左ヱ門「ここの学園長の思い付きってのはな?迷惑なことばかりなんだ!
だから今回も――」




勘右衛門「俺はあの子が犯人には思えないけどな―」

兵助「俺も」



勘右衛門に兵助・・・・・・


兵助「俺ら、教室で一回話したんだけど良い子だったよ」

勘右衛門「ノリも良かったよな!!」



三郎「お、お前ら!一回話しただけで信じるってそれでも忍たまなのか!?」


勘右衛門「あっ、完全に信じてるわけじゃないって!な、兵助」

兵助「・・・・・・ああ、様子見だ」



・・・・・・そうだったのか・・・でもこれなら2人はいつか信じてくれそうだな。
気長に待とう。


―――――


って言ってもやっぱり夕食を持って行く気にはならないらしく俺だけだった。
夕食をおばちゃんから受け取った俺はお腹を空かせているであろうAの元へ
走った。

彼奴は飯、好きだからな・・・!



俺は味噌汁がこぼれているのに気づかず走った。

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十六夜(プロフ) - 天然水豆腐さん» はい!これからも楽しみにしています! (2019年11月4日 16時) (レス) id: a7d802b9fb (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - 十六夜さん» な、何ですって…!最近更新できているのは1つしかないのに読んでくださってる方いたんだ…すごい嬉しいです!!!! (2019年11月4日 10時) (レス) id: 685b41ea38 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - 天然水豆腐さん» まだ読んでいないものもありますが、天然水豆腐さんの作品はほとんど読ませていただきました! (2019年10月29日 1時) (レス) id: a7d802b9fb (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - 十六夜さん» まっ、まじですか…!?!?なんか照れますね(?)笑ありがたいです…ッ!!! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 685b41ea38 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - 天然水豆腐さん» 頑張ってください! 私、天然水豆腐さんの小説大好きなんです! (2019年10月28日 18時) (レス) id: a7d802b9fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天然水豆腐 | 作成日時:2018年7月26日 20時

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