私、君らの笑ってる顔が見たいんだ５

178話 ページ2

先生方が火を消してくれので火はすべて消えた。
やはり水を汲んでいたようだった。


日向先生「一体Aくん、ここで何してたんだ！しかも･･････」

橋本「･･････」



「すみません、ジュンコを助けてました。なんとか火傷も何もないです。
心配をおかけしました」


日向先生「みんな集まって君だけいないから心配しましたよ･･････
念のため医務室へ行っておきなさい」


「はい･･････」



安藤先生「そこの天女さん、あとでじっくりお話を聞きますからねぇ」

橋本「･･････」



学園長に報告のため全員の先生がその場を去った。
全員はしもっちゃんを睨んでから。

確かにはしもっちゃんが犯人と思うだろうな。
私もそう思う･･････けどまさか。

私が信じたはしもっちゃんは･･････。



あの時はしもっちゃんは言った。
誰か怪我したか？それともそれ以上のことが起きたか？と。

まるで今までの面影はなく、ただ狂っているようにだけ見えた。



「ジュンコ、孫兵のところへ帰れるかい？･･･よし、行っておいで」

ジュンコは蛇らくしなく、お辞儀をして帰って行った。
孫兵を早く安心させてあげなくては。




橋本「･･････フフフ･･････、やっと会えたぁ･･････初めまして･･････」

「え？何言って･･････初めましてじゃないだろ！？」


橋本「･･･おっと、そうだったわね。貴方･･･早く医務室行った方が良いんじゃない？
じゃないとその火傷･･･酷いことになるわよ」



？私は火傷なんてしていな･･････い･･････、



「えっ、火傷してる･･･！？しかも急に痛くなってきた？」


確かに私は無傷だったはずなのに･･････。
右手の甲に火傷･･････。

なんで･････････



橋本「いってらっしゃーい！私部屋に戻ってるわね」




･･･なんか凄く変だな。
全くの別人みたいだ。


なんか八左ヱ門じゃないけど私までも嫌な予感がしてきた。


　

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