束縛彼氏と天然少女【七罪】

28回目の天然 ページ31

ゴウ「…」

「…」

あれから私とゴウセルは見詰め合ったまま動かない。
さわっと夕暮れの風がゴウセルと私の髪の毛を揺らす。


エリ「あ、の…(汗」

ホ「何だこれ…(汗」

ディ「空気が…(汗」

キン「重たいね…(汗」

メリ、バン「…」


流石に皆この空気に気づいちゃって騒がしさが一変し静まった。
私とゴウセルの目はあったまま少しも反れない。


ゴウ「……＿＿＿＿＿あ！」

ふと、ゴウセルが沈黙を破った。

「…どうしたの？」


ゴウセルがゆっくり口を開く。


ゴウ「…そういえば確かに言っていたな10年前に」


ん？…えっと??何の話？(汗


ゴウ「すまない、サーチライト使ってしまった」

「はっ？」

ゴウ「10年前確かにAは"サーチライトは使うな"と言っていた」


まてまてまて…もしかしてだけどおおおおおお!!!!!←


「…まさかゴウセル……今までの沈黙の間ずっと10年前を思い出してたの!?」


ゴウ「??……そうだが…?」

｢｣

「「「………」」」

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