唯の人嫌いの異能力者ですよ【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】【男主】 (ページ5)

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４話ページ5

『学校ついた』
「すげェボロい」
「道が凄かったです」
「本校舎は凄く綺麗なのに」
「ある意味差別？」
「ここの理事長僕は好きではありません」

…感想云うとこじゃないんだから。ここ。ちゃっちゃといかないと。えっと…

『ボク達は防衛省の烏間さんの前に一瞬で行くことができる』

景色が変わった。校舎の中かな。目の前には烏間さん。ビックリしてる。「なぜ一瞬で目の前に」とでも思ってるのかな。

『烏間さんはボクの異能力について何も見ていない』

後々面倒になるから記憶を消しておく。面倒だもん。横から「えげつねェことするな手前」とちゅーやの声が聞こえる。仕方ないよ。面倒だし。
烏間さんに挨拶してから職員室に向かう。ここに国家機密と先生がもう一人居るんだね？

『……おはようございます。先生方。…タコ？』

つい素が出てしまった。でも仕方ないと思う。
国家機密がタコだなんて聞いていない。間抜けな声が出るのも仕方ないと思う。
ほら、他の皆も吃驚してるよ。国家機密タコって可笑しいもん。

『…ぇっと…刃白Aです』

なんとか挨拶できた。偉いぞボク。
ボクに続けて他の皆も挨拶する。…けんじくんが「タコみたいな人も居るんですね！矢っ張り都会って凄いです！！」と云っていたのは気のせい。

『…なんて呼べば良いですかね。国家機密さん？』
「私の事は殺せんせーと呼んでください。宜しくお願いしますね」

…別に宜しくする気は無いけど。