【1章】決着 ページ11
sideなし
ブルース「ぁぁぁああああっ！！」
叫びながら巨大な魔力を含んだその槍でA目掛けて突き刺す
貴(貴族だからって舐めてたけど
魔力も気迫もそこら辺のやつより上々
周りの目を気にせず叫ぶ程の負けず嫌いさ
その理由が下民とか女に負けたくないっていうのがちょっと残念だけど…
君なら本能で私に勝てないって分かっているはず
自分の魔法の上位互換だと分かっていても
向かってくる姿勢……その歳でそれなら合格だ)
Aは笑いながら自分の拳を握る
貴「……だからこそ君に敬意を評して全力で
天気魔法"快晴の怒り"」
踏み込んだ足に力を乗せて、握った拳を向かってくる槍に放つ。強力な魔［マナ］と魔のぶつかり合い
先程の土煙と突風が可愛く感じるほどのぶつかり合い
この光景を見ている者達が皆、そのぶつかり合いに目を奪われた
この時だけは誰が貴族だ下民なんてことを考えられるものなんて居はしなかった
そして、決着は必ずつく
魔と魔のぶつかり合いで二人の様子が皆には見えなかったが、次第に視界は明るくなっていく
皆の視界には
__凛と立つ女性が一人
握った自分の拳を見つめるその姿に何人かは唾を飲み込む。ヘラヘラとしたいつもの姿とは違う毅然としたAはとても綺麗だった
Aは視線を自分の拳から近くに倒れているブルースにに向ける
対戦相手のブルースが気を失っているのに、誰も動く様子がないからかAは倒れているブルースを抱き上げた…姫抱きで
そのまま回復魔導士がいるところまで歩いていく途中で皆がやっと我に帰った
「ア、アイツ何者だよ」
「魔力一切ない下民だったり
四つ葉の下民だったり
なんかよく分からない下民だったり
今年の下民は何だってんだよ」
周りがざわざわと騒がしくなっている間にAは回復魔導士のところにたどり着きブルースを預ける
ウィリアム「__以上で試験は終わりだ
まだ気を失っている者がいるが時期に目を覚ますだろう」
周りのざわめきを止めるように、金色団長が皆に聞こえるように告げた
金色団長の言葉を聞き先程までの騒がしさが嘘のように受験生達の顔に緊張が走る
ウィリアム「それでは
番号を呼ばれた受験生は前に出て来てくれ
その受験生の入団を望む騎士団長は挙手をお願いする」
ゆっくりと話す金色団長の言葉に受験生達はいよいよだと顔を硬らせた
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
