【1章】ようこそ ページ18
sideなし
フィンラル「空間魔法"堕天使の抜け穴"」
フィンラルが詠唱した場所には他の場所に通じる穴らしきものができた
ヘアバン少年「うぉ、何スかアレ…!?」
ヤミ「魔力飛行が出来ねぇんなら
オマエも何かしらの移動魔法でも覚えねーとなぁ」
あまり噛み合ってるといえない会話する二人を尻目にAはマジマジとフィンラルの魔法を見る
貴(間接的に見たことは何回かあるけど、実際に自分が通るっていうのは初めてだな
というか本当に空間魔法って便利
魔力飛行よりも早く目的の場所に行けるわけだし)
なにかぎゃあーぎゃあーと言っている会話を聴き流し魔法を見つめるAだが、その空間魔法の中に何かが投げられる
貴「…えっ?」
ものが飛んできた方向を向くとそこには団長しかおらず一瞬思考が停止する
貴「投げました?」
ヤミ「オウ、うるさかったからな」
貴「さいですか」
魔法を発動しているフィンラルも辛そうに魔法を維持しているので、それ以上ツッコむことはせずに無言で抜け穴を通るA
抜けた先で最初に見えたのは歪な形をした建物
次に投げられたであろう地に這いつくばっているヘアバン少年
そして
ボガアアアン
盛大な爆発である
貴・ヘアバン少年(ええぇぇぇええ)
良い噂は確かに聞いていなかったが
来た瞬間に目の前の建物が爆発するなんて誰も予想できるはずはない
??「ハイ怒ったァーー!!
覚悟はいいかコラァ!?」
??「いくないけどやろうよ」
爆発した先で壮大な騒音と様々な人の声
貴(おいおい、確かに面白そうな団だなとは思ってたけど)
??「あーーー飲み過ぎた、頭イターーー」
??「死ねぇぇぇ」
??「ひょーい」
??「フシュー、フシュー」
??「もぐもぐもぐもぐ」
??「うるせーバカヤロー共ォォ
今日も天使のようにカワイイな
マイリトルシスター」
もう中を見ても何がなんだかわからないその惨状に流石のAも言葉を失う
そんな言葉を失う二人を見ながら団長は大声で笑う
言葉を失いながらAとヘアバン少年は団長の方へと顔を向ける
団長は笑いながら手を差し出して言う
ヤミ「ようこそ
最低最悪の魔法騎士団『黒の暴牛』へ__」
貴(あーくそ、ヤバイ
なんだよなんだよ
魔法騎士なんてつまらない奴らの集まりかと思ってたのに……
こんなのテンション上がらない方がおかしいだろっ!)
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね! (2020年5月9日 21時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ?インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます!やっと少しずつ物語が進んできました( ;∀;) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます! (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年5月5日 18時