【1章】宣戦布告 ページ16
sideなし
ヘアバン少年「すみませぇぇええん！！
トイレ行ったら遅くなってしまいましたっ！」
ドタドタとこちらに向かってくる足音は次第に大きくなり、Aたちのところで足を止めると少年は大声でそう叫んだ
瞬間、少年の頭は団長の手によって鷲掴みにされていた
ヤミ「うるせぇ
つか、オレを待たせるとはいい度胸だな…！
どんだけ長ぇウンコしてんだテメー」
ヘアバン少年「いやホンッットすんごいの出たんスよ！
もう、こーーーーーーーーーーーんな巨大な…」
ヤミ「誰がテメーのウンコの話をしろっつったバカタレ」
団長は鷲掴みにした手の力をさらに強めたのか「なぎゃああああ」という声というか悲鳴を少年は上げている
貴「…アレ、止めなくていいんですか？」
フィンラル「まあ、流石に入団初日の新人を殺すようなマネはしないと思うから大丈夫、大丈夫」
貴「フィンラルさん、意外と鬼ですね」
Aは目の前で繰り広げられてる戯れを無視することに決め、キョロキョロと周りを見渡した
貴「……そういえば……」
？？「こんなとこにいたか、下民の女っ！」
Aが何かを問おうと手の空いている二人に声をかけようとすると、先にAに話しかける声があった
貴「あっ、実技試験で対戦した貴族様
いかがいたしましたか？
対戦の結果については謝るつもりはありませんよ」
声を聞いた瞬間に誰なのか気づいていたのか、振り向きながら声をかけてきた貴族にAは対応した
言葉は敬語であるが、最初に話を聞いた時よりも煽った声色で楽しんでいる
ブルース「謝罪なんて求めていないっ！
僕もなんとか魔法騎士団に入団することができたからね。君と顔を合わせる機会もあるかもしれないから言っておきたいことがある」
貴族はAの目の前に立つとゆっくりと腕を伸ばしながら人差し指でAを指していた
Aは彼の人差し指から自分見つめる瞳に視線を合わせた
ブルース「今回は僕が負けた
だけど次やるときに勝つのは、僕だ
精々、黒の暴牛で遊びながら僕に追い越されるといい」
周りを気にせずAだけを見つめる彼の瞳
貴(…ふっ、言葉は穏やかなのに声色は闘争心全然隠せてないのな
一人称も"僕"に戻っちゃってるし…まぁいいか
ちゃんと対応しなきゃ失礼だよな)
Aはゆっくり瞳を閉じ、直ぐに目を開ける
だがその表情は挑戦的な煽るようなそんな笑みだった
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
