友達との談話 ページ8
右京side
私が忍術学園に入学してから、しばらく経つ。
くの一の子達はみんな優しくて、特に上級生は数が少ないけど、一致団結するほど仲も良くなった。
ちなみに六年生は居ない。
くの一教室では五年生が最高学年となる。
私と同じ三年生は数えて五人、私を含めて。
人数が少ないのもあって凄く仲が良い。
特に、同じクラスの
なっちゃん、とあだ名で呼んでいるくらい。
初めて会った時、
他にも
そんな中、就寝前に五人で縁側で話していると
千代「そういえばみんな聞いた？忍たま教室の事！」
妙恵「さぁ…何なの？千代ちゃん」
華子「千代ちゃん、流石ね。色んな情報知ってるもの」
ほんと、千代ちゃんはいつも何かしら情報を持ってる。
夏帆「ふふふっ！何でも、今度委員会の予算会議を開くらしいわよ！」
千代ちゃんが皆の顔を見てから、口を開く前になっちゃんが先を越して言った。
千「あぁっ、ちょっと夏帆ちゃん！言わないでよ〜」
千代ちゃんが笑いながら、ポカスカとなっちゃんを叩く。
華「あははっ夏帆ちゃんたら！」
妙「ふふっそれで、その話は本当なの？千代ちゃん」
千「えぇ、まぁその通りなんだけどさぁ。
予算会議なんて、私達には関係の無いことね！」
「予算会議か…忍たまは楽しいことばっかだね」
夏「何言ってんの！くの一教室だって負けてないわ。武道大会にだって出られるし」
「なっちゃん、それは忍たまもだよ…」
そうこうしていると、就寝時間がやってきた。
皆はそれぞれの部屋へ戻る。
同室のなっちゃんと布団へ潜ると、なっちゃんが再び口を開いた。
夏「ねぇ、A。忍たまの三年生、知ってる？」
実は、よく知らない。
いや、名前すらも知らないのだ。
くの一教室と忍たま教室は区切られているし、私が入学してから集まりがなかったから。
「あんまり。なっちゃんは知ってるの？」
夏「まぁ一応同級生だしね。ちょっとは知ってるわ」
そして二人が眠りにつくまで、なっちゃんはその人達について教えてくれた。
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作者名：団子豆腐侍。 | 作成日時：2020年2月26日 1時
