◇ ２ ページ2
「私も一緒に行きたいな……いい？」
占い、ということばに惹かれて。
そして、好奇心も手伝って。
私はそう返事した。
「ええ、もちろん！一緒に行きましょっ」
にこり。
あの笑顔で言ってくれた秋ちゃん。
放課後、一緒に行く約束をした。
＊
【恋愛占い店】。
そう、看板が出ているお店。
ここが朝話した占い屋さんらしい。
可愛らしい外装で、一見おしゃれなカフェや雑貨屋さんみたいで。
女子力のない私でも「可愛い」と思うほど。
ちりりん、という可愛い音とともにドアが開く。
ドアを見上げると、これまた可愛らしいドアベルが下げてあった。
中に入ると、ふわっとウェーブした髪を編み込みにした、きれいなお姉さんが。
店員さんまでオシャレとか何。
私呼ばれてない気がするんだけど。
「いらっしゃいませ」
「えっと、占ってほしいんですけど……」
遠慮がちに言う秋ちゃん。
そりゃあそうだ、こんなとこいたら遠慮がちにでもなるよ。
秋ちゃんは、多分、今恋してることを占ってもらうんだろう。
私は、初恋のことでも占ってもらおうかな。
「わ、私も……！いいですか？」
そう思い、秋ちゃんに続く。
お姉さんは頷いた後、小首を傾げる。
「どちらから先にしますか？」
それを聞き、顔を見合わせる私たち。
秋ちゃんが誘ってくれたんだし、秋ちゃんからかな。
「秋ちゃん、先いいよ」
「え？いいの？
ありがとう！」
律儀にお礼を言ってくれた後。
秋ちゃんは占い師さんとともに、奥の部屋に行った。
⇒ｎｅｘｔ
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＊璃々＊(プロフ) - 桜智（さくらち）さん» はい！頑張ります！ (2014年10月18日 17時) (
レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
桜智（さくらち）(プロフ) - ＊璃々＊さん» なんかすいません。後、応援してます!!頑張ってください!! (2014年10月18日 17時) (レス) id: fc07ae50ed (このIDを非表示/違反報告)
＊璃々＊(プロフ) - 桜智（さくらち）さん» そんな…、まだまだ未熟者です…！！！ (2014年10月18日 17時) (レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
桜智（さくらち）(プロフ) - ＊璃々＊さん» 嫌、絶対に良いですよ!! (2014年10月18日 17時) (レス) id: fc07ae50ed (このIDを非表示/違反報告)
＊璃々＊(プロフ) - 桜智（さくらち）さん» いい作品！？そんなことないです…よ！？( (2014年10月18日 17時) (レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 姫凛. | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tennensui57/
作成日時：2014年10月18日 16時
