個人的＃８１ ページ42
side秋
「Aちゃん、」
そう呼びかけると、「あ」と言って立ち止った。
「木野さん、ちょうどよかった。こっち来て」
ぐいっと腕を引っ張られ、お手洗いに連れていかれる。
「え、Aちゃん……?」
「しっ、!」
静かに、と人差し指を立てた。
その時、リカさんと音無さんの話し声。
その声が遠ざかっていくとともに、Aちゃんの緊張が解けていく。
「……」
「ふぅ。ごめんね、驚かせて」
苦笑いをしたAちゃんは、きらきらしてて。
美少女っていうことを、改めて実感。
「でね、話があるんだけどー」
私の方を見ず、鏡の前に置いてある可愛らしい照明を眺めながら言った。
「なに?」
「…木野さんさ、円堂のこと好きでしょ」
いたずらっぽくﾆﾔﾘ、と笑って言われた。
「え!?え…、」
話って…それ!?
「だからさー、木野さんには分かると思うわけね」
と、今度は置いてある試供品をいじりながら。
「……好きな人にさ、告白とかってどー思う?」
「…………………え、」
突然出てきたコイバナ。
え、ちょっとちょっとちょっと。
私の頭に思い浮かぶことが一つ。
「さっき言ってた…、好きな人…?」
こくん、とうなずいた。
鏡ごしに見える、Aちゃんの顔は真っ赤で。
「え、誰!?」
「いや待って、なぜそれを聞く!?」
かぁぁぁっと、耳まで真っ赤になってるAちゃん。
「気になるし…。私の好きな人、ばれちゃってるもの。公平にするのが妥当じゃない?」
何なのその理屈…と、言いながらまた試供品をいじり始める。
「……じゃあさ、当ててみてよ」
ﾆｺﾘ、と笑って私に向かって挑戦的な微笑みを見せたAちゃん。
当てる…って。
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イナじい＝なっちゃん - こちらこそ、ありがとうございました！超×１０００嬉しいです！ (2014年11月29日 18時) (
レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
＊璃々＊(プロフ) - イナじい＝なっちゃんさん» 一番なんて嬉しいです!更新停止にして、おきますね! 後、偉そうなんてことないですよ!意見を言ってくださって嬉しいです。コメント、ありがとうございました! (2014年11月28日 18時) (レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
イナじい＝なっちゃん - 偉そうなことを書いて、申し訳ございませんでした。 (2014年11月28日 18時) (レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
イナじい＝なっちゃん - うちも更新停止のほうがいいと思います！このお話、ずっと見てて面白かったしうちが見てて一番だったんです！『本当に！』ですからうちは２を選びます。でも最終的に決めるのは*璃々*さんです。ゆっくり慎重に考えてください。 (2014年11月28日 18時) (レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
＊璃々＊(プロフ) - ケイトさん» 今のところ更新停止中です!たまに、更新する予定です…。コメント、ありがとうございました! (2014年11月28日 16時) (レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊璃々＊ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tennensui57/
作成日時：2014年10月9日 20時
